こんばんは、パートナーシップ専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
最近、出逢いの場所に言った時に、「何をされているんですかー」と聞かれたときに「カウンセラーです」と素直に答えています。
その時に「こんな事してます」なんて言いながら、名刺でも渡せたらいいかなっと思って、名刺を作成中です。
もちろん、自分では全く美術センスもないので作成などできませんので、クラウドサービスの「ココナラ」さんを使いまして、デザイナーさんに発注をしました。
クラウドサービスというのを、初めての使用したのですが、本当に沢山のプロフェッショナルの方の登録があり「自分の得意分野で役に立てますよー」っていう感じで、嫌な感じもせず使いやすかったです。
自分の得意な事や、好きなことで、お金を貰って生きるということが、簡単にできる時代になったんだーって改めて思いました。
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「ダメンズを必要としているのは私だった」この言葉を聞いて、どいう思いますか?
それにしても、怖い言葉ですよね。
それでは、ちょっと想像してみてください。
「あっ!!いけない。寝坊しちゃった。」
そういいながら、ベットから飛び起きて、慌ててキッチンに行くと、シンクには大量の洗い物が・・。
「また、アイツは、食器も洗わずにそのままにして。」
そういいながら、時間もないのにブツブツ言いながらも、同棲相手のタカシ(仮名)の洗い物をせっせと片付ける。
その当事者であるタカシは、未だにベットの中に。
それもそのはず、彼は休職中なのだから。
出逢った頃は、タカシは一部上場企業の社員で、容姿もイケメンで、出逢った関連会社のパーティーでは、会場の女子達からの人気を独り占めにしていた。
その後に、タカシの上司と私の上司が同じ大学だった事で、名刺交換をしてから、付き合うことになったが、その時にはタカシがこんな姿になろうとは・・・。
タカシとはお付き合いが始まって直ぐに同棲を開始したのだが、初めは会社でもバリバリ仕事をしていて、なにかあると、家事や洗濯なども手伝ってくれた。
「一人暮らしが長いから。ほとんど事はできるよ」と言っていたとおりで、お互いに家事を分担しての生活は新婚生活みたいで、とても嬉しい気持ちだったが、その生活は長くは続かず・・・。
タカシが仕事のストレスから精神的に病んでしまい、出勤することができずに、ずっと自宅にいるようになったのだ。
私は、タカシが早く職場に復帰できるように、負担になるであろう家事や洗濯などを、1人でこなすように頑張っていた。
しかしフルタイムでの勤務をしながら、家事や洗濯などをこなすの事は、ほとほと疲れてしまった。
それでも、タカシには何も言えない私。
「私も辛いの」
「タカシ助けて」
「タカシも協力してくれないかな」
こんな言葉が、喉まで出るのだが、言葉にはできない。
むしろ「こんな時こそ私が頑張らなきゃ」こんなことまで、考えてしまう。
昨夜も、月末の残業で終電帰りになり、へとへとな状態で帰宅したリビングには、洗濯した服が無造作に置かれ、シンクには洗い物が溢れていた。
深夜のシーンとしたリビングに、力なく座り込み洗濯物をたたみながら「どうしてこんなことになったのだろう。こんなはずではなかったのに・・。」
そう思ういながらも、洗濯物をたたみながらこう思う。
「私が頑張らないと・・・」と
タカシはベッドで寝息を立てていた。
ここまでのお話ですが、皆さんはどう思いますか?
この物語の彼女は、本当に尽くす女性なのですが・・。
何か感じませんか?違和感を。
客観的にみればわかると思うのですが、明らかに尽し過ぎというか、頑張り過ぎてますよね。
実は、彼女のように頑張り過ぎてしまうパターンを持っていると、自分が頑張らないといけない状況を作り出してしまいます。
物語のなかでは、タカシはハードワークをして、精神的に病んでしまいましたが、このような人がいないと彼女が頑張るという状況が、出来上がりません。
そして、そのままタカシが、会社員をして彼女が「頑張らなくても幸せになってしまう」というのは、
彼女の心の中では許可が出ていないので、幸せにはなれないのです。
実は、、このようなパターンを持っている方って、とても優しくて家族想いの方が多くて、
ほとんどの方が幼少期時代に、
「自分が我慢する事で家族を笑顔にしたり」
「自分よりも家族の誰かを優先する事が必要だったり」
「自分が頑張る事で家族を笑顔に幸せにすることができた」
こんな家庭環境の方に育った方が多いんですね。
そして、このような経験の裏には「私が我慢したり、頑張ったことで、褒められたり上手くいった経験がある」んですね。
いわゆる成功体験ってやつです。
これがあるので「私が我慢したり、頑張ったりすれば認めて貰える」と思ってパターンが繰り返される訳です。
ですが、このパターンを持つ限り残念ながら、幸せになりにくいのはわかりますよね。
そこで、見直してもらいたいのは「幼少期時代に思っていたことは真実なのか?」ということです。
これは、彼女が今、感じている感情や想いなどは、過去の幼少期時代に作られたり感じたりした物で、これをもう一度、今の大人の私からみて当時の状況を検証し直してみましょうか?というものです。
子供の視点からでは、見えなかったものが、大人になった私の視点からは、沢山の真実や誤解などが見えてくると思います。
そこで、私が我慢したことで誰が救われたのか?
その相手は私に対してどんな想いを持っていたのだろうか?
その時に、私はどんな気持ちだったのだろうか?など
感情をベースにしながら、もう一度詳しく検証していきます。
ほとんどの場合は、子供の目線からの誤解や勘違いが多いですけどね・・。
家族のために小さな彼女が、我慢したり、頑張っている。
これって、愛の物語ですよね。
そこに気がつくと、彼女の中の愛と繋がれます。
そして、自分にこんな言葉をかけてあげて下さい。
「今まで、よく頑張ったね。でも、もう頑張らなくても大丈夫。」
「もう私、幸せになってもいいよ」
「よく頑張ったね。ありがとう」
ゆっくりと、優しくて心の中の小さな私に話しかけるように・・。
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いかがでしたでしょうか?
「ダメンズが必要な訳」が理解してもらえたでしょうか?
「頑張らないといけない」と思う気持ちの裏側にある、私の中の愛に気がつく事が出来れば、状況はガラッと変わります。
実は、物語で彼女が感じていたのは「罪悪感」なんですね。
罪悪感は愛がなければ感じない感情ですので、ここには、沢山の愛情が隠れているのです。
愛からの味方で、物語はガラッと変わるというのも、凄いですよね。
参考になれば幸いです。
それでは、おやすみなさい。。
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