カウンセラー(ヤタ)のリアル夫婦喧嘩~男性心理と女性心理の違いを解説~
こんばんは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
今日は、タイトルにもあるように、一昨日に起きたリアルな夫婦喧嘩について、書いていこうと思います。
そもそもですが、たま〜に、このような質問をされることが有ります。
それは
「カウンセラーさんって、夫婦の問題やケンカなんてしないですよね?」
という質問です。
そりゃーね。心理学を学んで、450人位カウンセリングをしていますからね。
はい。
普通にケンカします。←ココ重要です。
それも、私の出来が悪くて、ケンカになっております。涙)
まぁ、なかなか自分の事になると難しいんですよね…。←言い訳です。
カウンセラーなのに、共感ができず、話も聞かずに、地雷を踏みまくってしまい、余計に怒りを爆破させます。
「よくカウンセラーと言えるなお前!!」と言われてしまうことも、しょっちゅうです。
もう、笑うしかないですが・・。
ほんま、すんませんm(_ _)m
で、
今回の夫婦ケンカを、何か皆様のお役に立てないか?と思いまして、男性目線とカウンセラー目線で見た、夫婦ケンカについて書いていこうと思います。
それでは、少しお付き合いくださいね。
※※※※
まずケンカの発端ですが、お金がないなーというお話しから始まったのです。
私→ヤタ
妻→妻
銀行の口座通帳を見ながら
妻「なかなかお金ぎ貯まらないねー」
ヤタ「まぁ、そうだね。色々やってるから仕方ない」
妻「そりゃそうだけど、このままじゃ赤字続きだよ」
ヤタ「そもそも、固定費の支出が多過ぎだからな〜。でも、これは削れ無いしな…」
(実はこの時点で、罪悪感を感じている)
妻「家賃に保険に養育費もあるからね。どこにも行かなければ、大丈夫なんだけど」
ヤタ「どこにも行かないのは、無理だな。どこかに行っちゃうもんな俺。ちなみに幾ら口座にあればいいの?」
妻「えーと、プールしてある口座に〇〇円あれば、安心できるよ」
ヤタ「じゃあ、違う預金を取り崩して移せばいいじゃないの?」
妻「それじゃ意味ないよ」
ヤタ「貯金したい気持ちは、わかるけどさ、それって不安の為に我慢するって事じゃない⁇」
(実はこの時点で地雷を踏んでいたらしい)
妻「 …。」
ヤタ「不安が動機で我慢するって有り得ないよ!そんな我慢して貯めたお金なんて、上手く回る訳無いし、楽しい事に使えないよ。使えば、私の我慢がーってなるから。」
妻「まぁ、そうだけど」
ヤタ「じゃあ、どうやって貯めるか⁇だな」
妻「どうやってって、言われても・・。」
ヤタ「固定費は削れ無いから、日々の生活を我慢するしかないのかもな」
妻「我慢するって、今までも相当我慢しているけど」
ヤタ「我慢しているって、何を??」
妻「色々だよ!!そもそも、好きなことやりすぎ」
ヤタ「だったら、自分も好きなことやれば良いじゃん」
妻「っていうか、あんたさ飛行機乗りすぎ!!なんで自分ばかりが好きなことやってんのよ!!いつも私ばかり我慢しているのに」
ヤタ「だから、自分も我慢せずにやれば良いでしょう?好きなことなんでやらないの??」
妻「もういいわ」
ヤタ「はあ??何がもういいのよ。自分もやれば良いでしょう?」
妻「はぁー。もういい。話しても無駄だわ」
ヤタ「なんでよ??」
妻「パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーなのに、わからんのか!!」
ヤタ「・・・・・・。チーン」
ここまで
※※※※
いやー、いかに、不毛なケンカなのか、改めて書いてみると、本当に自分がカウンセラーと言えなくなってしまうほど、ツッコミ満載ですね。
まぁ、妻に日頃から我慢してもらっているからこそ、私ヤタの家が回っているので、本当に感謝の気持ちしかありません。
それで、ケンカの内容は横に置いといて、今回はこのケンカから、男性からの目線と、女性からの目線の違いを見ていきます。
※※
まずは、男性目線編です。
この話を、後輩君(一般ピーポーで心理学知らない)に話してみました。
その時のやり取りを、書いてみます。
ヤタ「昨日さ、奥さんにキレられてケンカになったんだよ」
後輩「へぇー。キレられましたか笑」
ヤタ「そうだよ。」
後輩「何が原因でキレられたです?」
ヤタ「それがさ、お前、飛行機乗りすぎだーーーー!!って。こっちは我慢ばっかりしているのに、好きなことばかりやってんじゃねぇ!!ってさ」
後輩「ハッハッハ。まぁ、飛行機は確かに乗りすぎっす笑」
ヤタ「まぁ、そうだけどさ。それならさ、我慢ばかりしなくて好きなことやれば良いって思わない?」
後輩「そうっすよね。それね、うちの奥さんも言うんですよ」
ヤタ「マジで?」
後輩「そうなんですよ。だからね、言うんです、我慢をやめて好きなことやれば良いって」
ヤタ「でしょう?そうだよ。我慢やめて好きなことやれば良いんだよ」
後輩「本当にそう。でもね、好きなことやればって言うとね」
ヤタ「うん。どうなんの?」
後輩「もういい。もう、話さないで!!って言い出すんですよ」
ヤタ「マジか!!俺の時と同じだ。」
後輩「話さないでって言われても、話は解決してないし・・・。」
ヤタ「そうなんだよ。なぜか、途中でもういい!!って終わりになるんだよな」
後輩「本当に女はわからん」
ヤタ「俺もわからんわ」
ここまで
女性からのすると、男性ってバカなの?って思うかもですが、これ、リアルな後輩との会話です。
後輩君も普通の男性なんで、多分、世の中の男性ってこんな感じに思っているんだと、思ってみてください。
実際に、会話をブログに書いて改めて思ったのですが
男性ってやはり「解決思考」なんです。
男性同士の会話でわかるのは、なぜ、女性が「もういい!!」と怒っているのか?が、全く理解出来ていないってことです。
私も、カウンセラーモードならば、思考的な考えばかりにならないのですが、やはり、身内との関係性の中では1人の男性になってしまい、どっぷりと「解決思考」になっています。
女性が「もういい!!」と怒っているのは、この日頃から我慢している感情を「共感して受け止めて欲しい」という訳です。
女性からすれば「本当に沢山の我慢しているよね」とか「いつも我慢してくれてありがとう」とか、まずはこの感情をちゃんと処理しなければ、次に行けませんよね。
男性陣は「我慢してくれている」ことよりも「どう我慢を解消するか?」の解決方法に目が行ってしまい、女性の感情までも手が回らないですし、どうしたら良いのか?がわからないのです。
後輩君の「女はわからん」というのは「女性の感情の扱い方」や「感情そのもの」がわからないと表現しているのです。
これでは、男性と女性がすれ違うのも、無理がありませんよね。
どちらも、なんとかしたい気持ちはあるのですが、上手く伝わって、いないだけなんです。
それでは、こんな状況の時にどうしたら良いのか?
長くなったので、この解決策は次回に書いて見ようと思います。
それでは。
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