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離婚調停や離婚裁判中に過去の自分を責めて辛くなってしまう時

  
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離婚調停や離婚裁判中に過去の自分を責めて辛くなってしまう時

こんにちは、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。

私たちが人生を生きていく中でしたくないものと言えば?

そう、後悔ですよね。

「あの時にどうして○○してしまったのだろう」
「もっと○○できたのではないか?」

こんな事を思うことって、日常生活でもあると思います。

でも、後悔を使って自分自身を責めることって、何もできない分だけ余計に苦しいですよね。

離婚調停や離婚裁判では、罪悪感から特に強く後悔を感じて、自分を責める道具として後悔を使ってしまうという事もあります。

そこで、今回はこんなご相談を頂きました。

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初めまして。33歳の女性で外資系の金融会社で働いている兼業主婦です。現在、夫と別居を初めて半年になり離婚調停をしています。

離婚調停は仕事が忙しいので、全て弁護士に任せてあるのですが、次回かその次ぐらいで離婚が成立する予定です。

離婚の原因は、結婚当初からお互いの仕事が忙しく、すれ違いの日々が続きSEXレスという事もあり、お互いに浮気をしてしまったことです。

その後に、一度話し合いをして、もう一度やり直すという事でしたが、夫が浮気相手と別れることができないという事で、別居になり現在に至ります。

形からすれば夫の浮気という事になりますが、私も夫に対して気持ちが離れてしまい、離婚でも仕方ないと思っています。

自分の中では仕方ないと思うこともありますが、最近になって

「どうしてもっと話し合いをしなかったんだろう」

「浮気を先にした自分が悪い」

「あの時に夫にたいしてもっと気を配っていれば・・」

など過去の自分を責めてしまい「どうしてあの時・・」にと後悔をしてしまいます。

気持ちが離れてしまったので、夫とやり直すことはありませんが、何もしなかったという後悔で自分を責めてしまいとても苦しいです。

こんな時、どのように対処をすればいいのでしょうか?

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過去の自分を責めている時って、本当に辛いですよね。

特に、離婚などの世間的にはタブー(かなり認知されてきましたけど)とされていることだと、自分が全て悪いのではないか?と必要以上に自分を責めてしまいます。

私もそうでしたが、離婚調停や離婚裁判中のふとした瞬間に「もし、あの時に自分がちゃんと話を切り出せたり、相手と向き合うことができたらこんなことにならなかったのではないか?」と過去への思いを何度もシュミレーションしてしまいますよね。

でも、実際に本当に行動していれば、この様うな結果にならなかったのか?と聞かれると・・。

誰にもわからないのです。

もし、あの時に○○していたら・・と考えてしまう時、私たちの意識は過去に向かっています。

過去に起きた出来事ですから、今の現実に生きている自分からすれば、いくらでも都合のよいようにシュミレーションをしてしまいます。

女性の特徴として過去に意識が向きやすいことも、要因としてあるかもしれませんが、「今」に意識を向けることで、過去への妄想ループから抜け出すことができます。

その時に、こんな質問を自分に投げかけてみてください。

「もし、過去にあなたが○○していたら・・と思っているのならば、今の自分にできることは何があるでしょうか?」

その、今の自分ができることを実際に行動して行くことで、意識が過去から現在に戻ってきます。

どうしても、今の自分よりも過去への妄想に意識が行ってしまう時には、そのまま無理をせずに過去から現在に意識を戻さずに、しばらくはそのままにしておくことをおすすめしています。

それは、今の痛みが強すぎるので、過去に意識が向いているということも、あるからなんです。

いずれ、そのままで過ごしていても、不思議と過去から現在に意識が向く時が来ますの、そのタイミングを待っていても大丈夫です。

いかがでしたでしょうか?

離婚調停や離婚裁判中でも、あの時に○○していたら・・という後悔に近い気持ちを感じる事ってあると思います。

それは、過去に意識が向いているといえば、そうなのですが、実は、後悔というのは、後悔を感じる分だけ、自分が大切にしたかった「何かがある」という証明なんです。

なぜならば、私たちはどうでもいいと思っている事には、後悔などしませんから・・。

後悔を感じるくらい、大切にしたい=私が価値を感じているものなんですね。

後悔というのは、離婚や失恋などには必ず感じる感情ではあるのですが、見方を変えると、私が大切にしているものを教えてくれる

ありがたいギフトなような物かも知れませんね。

参考になれば幸いです。

それでは、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)でした。

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