私さえ我慢すれば・・と思うのは今すぐやめて下さい！自分の本当の思いを相手に伝えられる方法
こんにちは、カウンセラー歴7年、カウンセリング人数700人以上の問題を解決に導いた
夫婦心理学カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
今日は夫婦の間で、ついついやってしまいがちな「私さえ我慢すれば…」のお話。
皆さんは、こんな経験ありませんか？
例えば
あなたが夕食を作っていると夫が、仕事から帰宅します。
帰宅した夫の様子を見ていると、なんだかイライラした様子。
あなたは、あれっ⁇会社で何かあったのかしら？と、心配になります。
夫の態度は、時間が経つにつれて悪い態度に。
そして、遂にはあなたにまで八つ当たりが始まります。
夫はふてくされた顔で、ご飯を食べていると、あなたに向かって
「この揚げ物って、自宅で作ってるの？」
「ううん。揚げ物は片付けが大変だからお惣菜を買ってきてるの」とあなた。
「お店のお惣菜って、健康的にはどうなの！っていうか、仕事しないで家にいるのに、片付けが大変だからって手抜きじゃねーのこれ」
「いや、そんなつもりじゃないんだけど…」
突然の八つ当たりにビックリしながら、あなたは答えます。
さらに夫は
「俺が家族の為に稼いで来ているんだから、メシぐらい手を抜かずに作れよ！」
「こんなメシ、食べてられるか！」
といい放ち、食事もほとんど残して部屋を後にします。
あなたは、夫の言葉を聞いて呆然と立ち尽くしながら唖然。
でも、胸のあたりから熱い何かがメラメラと湧いてきます。
「なんなのよあの態度！ご飯が手抜きだ⁈」
「はぁ？何か知らないけど、八つ当たりしやがって！」
「そんなに嫌なら、メシ食うなよ！っていうか、なんなのアイツ」
「ひとこと言わないと気がすまないわこれ。」
あなたの心に沸々と湧き上がる怒り。
でも、一方でこんなことも思うんです。
「でも、いつもあの態度だったら一言言ってやろうと思うけど。今日は何かあったのかもしれない」
「それに、普段は優しいし口は悪いけど、他に問題はないし、ちゃんと収入も安定しているし」
「また何か言って、これ以上面倒くさいことになるの嫌だし」
「まぁ、負けるが勝ちっていうし、私さえ我慢すればいいんだから…」
こんなことを思い、あなたは自分の気持ちを抑え込んでいきます。
ここまで。
※※
他には
・理不尽だなぁと思いながらも、我慢してしまう
・相手に非があるのにも関わらず、何故か申し訳ない気持ちになる
・いつも私ばかりが我慢している
・相手に文句を言いたいと思っても、何故か言葉に出せないなど
いつも理不尽な態度を取られたり、私ばかりが我慢することって
本当の本音では、納得してませんよね？
でも、何故か、ぶちまけることができない・・。
そんな複雑な思いを感じてモヤモヤしている
あなた。
実は「私さえ我慢すれば…」と思ってしまうのには理由があるんです。
それは
「あなたが我慢することで、助かったり喜んだ人がいるから」
今のあなたからすれば、えっ何それ⁇って感じかも知れません。
カウンセリングの現場でも、よくある風景です。
で、
ほとんどの場合、あなたが我慢して相手を喜ばせることを覚えるのは幼少期に多く
小さなあなたが、我慢することで相手を喜ばせようと必死に行動した結果なんです。
それは、あなたの愛が動機になっています。
ちょっと想像して欲しいのですが
例えば
小さな女の子が、お母さんとスーパーに買い物に行って、
お菓子コーナーの前を通ります。
小さな女の子は、お菓子コーナーの前で立ち止まってお母さんの顔を伺います。
お母さんには笑顔はなくて、黙って無言。
その雰囲気を察したあなたは、唇を噛んで、心の中で呟きます。
「私が我慢すればお母さん笑ってくれる」って。
本当はお菓子コーナーが楽しみなはずなのに、あなたは自分の気持ちを抑えて
お菓子コーナーを立ち去ります。
すると母親から
「偉いね。よく我慢したね」と頭を撫でて貰えます。
その結果、あなたはいつの間にか自分よりも、
相手や周りの人を優先するようになるんです。
だって私が我慢することで、大好きな人が喜んでくれるから。
このパターンがあなたの心の中に、残っています。
つまりは身体は大人でも、心の中は子供の頃のマインドが残っています。
この子供の頃のマインドを大人にさせてあげるには、子供時代のやり直しが必要になってきます。
今から子供時代をどうやり直すのか？
それは、子供の時に我慢したことや、我慢した感情をちゃんと感じてあげることです。
・本当は何をしてもらいたかったでしょうか？
・本当はどんな言葉をかけて欲しかったのでしょう？
・お母さんに言いたかったことは何でしょう？
この辺りのことを含めて、お母さんに向けて手紙を書いてみて下さい。
もちろん、お母さんじゃなくて、この人の為に我慢したなーって思った人でokです。
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
上手に感情を感じられなかったり、1人でやるのがしんどい時には
私ヤタとカウンセリングで一緒にやりましょう！
１月のカウンセリング受付中です。
久しぶりの長文になりましが、今回はここまでです。
それでは。
※※
直近のお知らせ
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