僕と彼女の生きる道vol１ ～父親を訪ねて～
こんばんは、カウンセラー歴7年、カウンセリング人数
700人以上の問題を解決に導いた
夫婦心理学カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
本日より4月9日の心理学講座「執着を手放す～ありのままの私に戻る～」に向けて
実際にヤタが手放した、ストーリーを書いていこうと
思います。
「手放すってこういうことなのかな」と感じて
頂ければ幸いです。
それでは、スタートです。
※娘の名前はプライバシーの観点からあき（仮名）にしています。
※※
私には離婚経験があります。
そして、元妻のところに娘が1人おり、名前は「あき」と言います。
僕の離婚は裁判による判決での離婚です。
裁判での判決離婚は、判決まで時間がかかることもあり
離婚までやく二年ほどかかりました。
私の場合は浮気や不倫、DVなどの離婚理由の争点がなく
元妻側からの法外な慰謝料請求の金額が、争点になったこともあり、判決での離婚となりました。
娘との面会も、判決と同じ効力のある審判で、月に１度の面会を言い渡されています。
しかしながら、離婚後は１度も面会できませんでした。
裁判が結審してから元妻との連絡が、メールの連絡から
手紙のやり取りに変更されてしまい
電話をかけても「本人が出たくないと言っているので」と切られる始末。
娘とは会えないながらも、養育費だけ支払う。
こんな日々が続いていました。
確かに「そんなに嫌ならば離婚しなければいいじゃん」
という意見もあるでしょう。
本当にそれはそう思います。
どこか、元妻も分かってくれるという淡い期待が
あったのですね。
でも、期待は裏切られるという言葉もあるくらいですから、なかなか都合よくいきません。
ちょっと愚直ぽくなってしまいましたが、自己責任ですし元妻だけが悪いのではないのです。
※※
離婚した当時、娘は小学校１年生でした。
私は今でも、これから始まる楽しい小学校生活を、
自分が台無しにしてしまったと思っています。
学校行事での言葉にはしない子供の思い。
自分も母親と生き別れていたので、痛いほど分かります。
別居した時から、自分をずっと
「なぜ、我慢できなかったのだろう」
「自分さえ我慢すればいいんだ！！」
「子供の為に頑張ればいい」と
何度も言い聞かせていました。
でも、私は自分の人生を優先しました。
このことは、今の自分の中に強烈な罪悪感として
残っています。
感覚的には、１人だけ沈む船から脱出して助かって
しまったような感覚です。
自分だけ、好きなことをしていいのいかな？
自分だけ、楽しいことしていいのかな？
自分だけ、幸せになっていいのかな？
生き残ってすみません。
こんな思いが、今でもあります。
娘は当時から、僕といる時間が長った影響もあり
パパっ子でとてもなついていました。
天真爛漫で、自由が大好きで自分と性格がそっくりです。
娘と会えなくなりましたが「いつか、絶対に逢える日がくる」と確信に近い想いを信じて
いつかくるかも知れない日を、ずっと待っていました。
そして、その日は突然やって来るのです。
※※
その日は、仕事をしてちょうどお昼休みでした。
コンビニに買い物をしに行きながら、歩きスマホをしているとLINEがきます。
そのLINEは見たことない人からのLINEでした。
「なんだこれ？？誰だこいつ」とやり過ごそうとしましたが、メッセージにこう書かれていました。
と書かれていました。
この時点で私は「まさか？そんなはずはない」
娘がLINEなんて・・。IDも知らないはずだしスマホも変えたし。
でもひょっとしてして・・
半分は疑っていました。
なぜなら、以前に元妻から離婚後に窃盗犯として
警察に告発されたからです。
もちろん、そんな事実もないのですが、警察で取り調べやアリバイを証明したり（その日は偶然にも師匠の根本さんのカウンセリングを受けていました笑）と本当に大変でした。
だから、また罠ではないか？と思ったのです。
そこで、慎重に
見つけるの苦労したよ。
そして、思い切ってこう告げました。
電話がかかって来るまで心臓がドキドキすると同時に、何故か胸のあたりも締め付けられるような、感覚も出てきます。
そして、LINEの電話の表示が・・。
「もしもし。あき？」
「うん。パパ？？」
胸がギューット締め付けられます。
私の心の声が聞こえます。
「ずっとずっと待ってた。。」
言葉に出せませんでしたが、目には涙が溢れていました。
その時、ほかに何を話したのかは記憶がありません。
でも、ミラクルって本当に起こるんだなって、その時に思ったことは覚えています。
こうして突然すぎるLINEから、連絡が取れるようになり、遂に娘との再会を果たします。
ちょっと長くなってしまったので、続きは次回にします。
次回は
明日の２０時に配信しますので、お楽しみに！
それでは。
※※
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