【お悩み相談室】嫌味を言って怒らせる彼への対処法について
こんにちは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
今回はブログに寄せられた、ご相談についてお答えしていこうと思います。
今回のご相談はこちら Yukiさん
彼が最近嫌味を言ってきます。わざと怒らせるようなことをいいます。
ヤタさんも同棲していた彼女を手放さないよう喧嘩をふっかけていたとおっしゃっていました。
クリスマスには彼女は泣いてしまったと。
私もはじめは笑ってごまかしたりしていましたが、今回は怒ってしまいました。
まだ彼への愛が足りないのかなと反省する反面、向こうがしつこいからいけないんだとも思います。
もっと自分に自信を持って「はいはい」とできればいいのですが…。
こういう時野良猫男子に対してはどういう対応をすればいいのでしょうか??
野良猫男子の取り扱いについてのご質問ですね。
野良猫男子は、外見とは違い、野良猫と言われるぐらいにハートが弱くビビリなんですね。
ちなみに、野良猫男子とは・・「近付くと逃げ、こちらが引くと近づいてくる気まぐれな男子。
野良猫であるから明らかに傷ついた過去を持ち、傷つくことを恐れる傾向がとても強い。
そのため、いい雰囲気になってきたと思ったらいきなり感情的に否定されたりして、何なのか分からなくなることも少なくない。」
私ヤタも、ガッツリと元野良猫男子で有りまして、クリスマス事件という、伝説??的な事件まで起こしております。
クリスマス事件を知りたい方は、こちら
そんな経緯を踏まえまして、野良猫男子への対応について回答していこうと思います。
>彼が最近嫌味を言ってきます。わざと怒らせるようなことをいいます。
ヤタさんも同棲していた彼女を手放さないよう喧嘩をふっかけていたとおっしゃっていました。
彼が、わざと怒らせて来るのですね。
私ヤタも、御存知の通り全く同じ行動をしておりました。
Yukiさんも思うかも知れませんが、手放したくないのならば、喧嘩をふっかけたりせずに、居心地の良いようにすれば、いいのに・・。って思いますよね。
手放したくないのに、なんか行動が矛盾している感じですよね。
以前のブログにも書きましたが、野良猫男子の心の前提としてあるのは「幸せなパートナーシップは持てない」という前提です。
この前提が心の中にあるので「どうせ離れていくんでしょ?」という疑いの心理から、相手を怒らせて「ほれ。どうせ怒って離れて行くんだろ」と相手を試したりするんですね。
それほどまでに、人は信用できないという心理が、野良猫男子の心の中にあるのです。
>クリスマスには彼女は泣いてしまったと。
私もはじめは笑ってごまかしたりしていましたが、今回は怒ってしまいました。
よく、私ヤタのブログを読み込んでおりますね笑
私ヤタのケースでは、Yukiさん同様に、彼女は最初に我慢してくれたんですが、結果的には怒り→悲しみになってしまったんですね。
野良猫男子的な視点からすれば、相手に対して「嫌われる」ことを目的に怒らせているので、狙い通りなんですね。
Yukiさんだって、笑ってごまかしていたのに、怒ってしまったとありますが、それは仕方ないと思います。
だって、Yukiさんだって、人間ですから。
それに好きな人から、気分悪いことをされたら、怒りの感情が出るのは当然ですし、感情が動くのは好きな気持ちがあるから、仕方ないですよね。
ですから、Yukiさんが、怒ってしまった事に対して、自分を責めないで下さいね。
>まだ彼への愛が足りないのかなと反省する反面、向こうがしつこいからいけないんだとも思います。
もっと自分に自信を持って「はいはい」とできればいいのですが…。
こういう時野良猫男子に対してはどういう対応をすればいいのでしょうか??
彼への愛が足りないから、怒りの感情を制御出来ない・・。
この考え方って、実はかなり危険なんですね。
感情はう○こと同じと言われています。
これは「感情は自然と出てくるものだから、そのまま出して(感じて)上げればいいよ」というたとえ話なんですが、この自然と出てくるものを強引に捻じ曲げてしまうことになるんですね。
それに、感情を我慢しても、消えることはなくて、Yukiさんの心の中に溜まっていき、いつかは大爆発してしまいます。
自分を大切にするという視点からみても、自分の感情を否定せずに、そのまま受け入れて上げることは自分を肯定してあげることにも繋がります。
ですから、怒りの感情が出たら、怒りをちゃんと表現するなり、感情を感じてるようにしてみて下さいね。
この状況は怒らせる彼が悪いというのは、そのとおりですね。
で、この彼に対応できるようになるには、Yukiさんがぶれない自分になることが求められています。
ぶれない自分というは、相手軸ではなく私軸にあることを指しています。
相手が怒らせようと試してきた時にも「私は私、相手は相手」としっかりと線引きをすることが、大切になってきます。
そして、どんな時でも彼を選んでもいいし、辞めてもいいという選択肢を、こころの中に持つことで、彼に執着しないようにすることも大切です。
自分の自己肯定感を上げるためにも、寝る前に自分を10個褒めるワークもオススメですね。
Yukiさん自身が
・どんな幸せを欲しいのか?
・どんなパートナーシップが持ちたいのか?など
しっかりと、自分の幸せのゴールを見つけることも大切だと思います。
それでも、彼が好きで一緒にいたいという気持ちがあるのならば、彼の中の恐れを受け入れながら、時間をかけて彼との距離感を縮めていく必要があります。
すこし、根気が必要になりますが、頑張ってチャレンジして見て下さいね。
もし、上手く行かないときには、元野良猫男子のヤタがサポートしますので、個人セッションなども利用して見て下さいね。
●カウンセリングメニューとお申し込みはこちら
カウンセリングメニューこちら→カウンセリングメニュー
カウンセリングのお申込みはこちらから→カウンセリング申込みページへ
今回は、ご相談、ありがとうございました。