「与える」ことはどの様な時に何をすればいいの?
こんばんは、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
今回は、前回記事に書いた「与える」ついての続編です。
「与える」ことが素晴らしい事だというのは理解したけど、それって今の私に必要?とか、どんな時に意識したらいいの?「与える人」になるとどうなるの?的な疑問について書いていこうと思います。
まず「与える」ことについての概要は、前回の記事に書いたので、そちらを見てもらいまして、次のどんな時に「与える」ことに意識を向けて行けばいいのかというと、ずばり「人間関係が上手くいかないなーと感じている時」です。それと、もっと器の大きな人になりたい!!という成長意欲のある方にもオススメできると思います。
人間関係と言っても、会社の関係や、パートナーシップ、友人、などありますが、ここでは全ての人間関係を指します。自慢にもなりませんが、僕自身も人間関係の行き詰まりがあるので、悩んでいる人の1人ですね。
・「人間関係で相手に対して不満がある」
・「せっかく相手にしてあげたのに、相手が認めてもらえない時に怒りを感じる」
・「相手に対して○○して欲しいと思う時」
・「相手に対してこれだけしてあげたのだから・・と思ってしまう時」
・「相手に与えても受け取ってもらえずに、傷いたり拒絶されたと感じる時」など
この様な状況の時に「与える」ことに意識を向けていくと、状況が少しづつ変化していきます。
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では、具体的にどの様に与えていけばいいのでしょうか?
まず、大前提として「相手に対して喜ぶ事をしてあげたいのか?」ここをチェックしてみて下さい。
特に喜ぶ顔を見たくない時に与えようとするのならば、やらない方がマシだと僕は思っています。
「相手に対して喜びを与えたい。そして自分も素直に喜ばせたい」と思う時に、与えることにチャレンジすればいいのです。
この話をすると「私は相手に対して何も与えるものがありません。」というお話を伺います。でも、与える事って高価なものでなくても、お金でもなくて自分ができることで良いんです。
今の貴方が相手に対して出来ることは、何ができるでしょうか?
「自分から挨拶する」「笑顔で話す」「相手を労ってあげる」「相手を承認する」「相手を褒める」「相手にコーヒーやお茶を入れてあげる」「相手の幸せを祈る」など。本当に自分の出来ることで良いのです。
「気を使う」のでは無くて、気遣いをするのですね。
ちなみに「気を使う」は、嫌われたくないなどの、不安や恐れが動機になっており、「気遣いをする」は相手が喜ばせたい、などの幸せや喜びが動機になっています。
相手の反応はが気になるところですが、それは相手次第なので「私は私、相手は相手」の「私軸」で、サラッと流すのがベターですね。
相手の反応よりも、自分が与えたくて行動したことを、自分で素直に認めてあげて欲しいのです。「私って与えたい人なんだよねー。愛の人だよねー」って。
そうやって、少しづつですが、貴方が「与える」ことに意識をおいて、行動するようになると、どうなるのか?
これは、今の自分も目指すところですが、今の貴方が想像できない程の、貴方のファンやサポーターで一杯になっています。
それはどうしてか?心には法則があり、人に与えれば与えるほど心の器が大きくなり、愛が増えていくのです。心の世界は物理的な法則とは逆の世界なんですね。
与え上手になればなるほど、相手も貴方といると気分が良くなり、貴方も気分がいいのでWIN=WINの関係になれるので、貴方の周りは人は笑顔で溢れてるでしょう。
「与える」という事にチャレンジすることは、とにかく自分の中の愛の大きさを試されます。
そこで、愛を選択するのか?恐れや見返りを選択するのか?貴方はどちらを選択しますか?
僕は、失敗しても愛を選択したいと思います。
長くなりましたが今回は、ここまでです。
それではカウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)でした。