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「与える」ことの本当の意味~実はカウンセラーなのに苦手です~

  
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「与える」ことの本当の意味~実はカウンセラーなのに苦手です~

おはようございます、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。

桜も開花して、お花見が楽しみなシーズンになってきましたが、なかなか小春日和の陽気とはいかずに、冷たい風が吹く毎日が続いていますね。

せっかく晴天も、この気温でとまだまだ、コートやダウンが手放せません。

寒さはめっぽう弱いので、早く暖かくなって欲しいと、神様に祈る毎日です。

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皆さんは「与える」という心理学用語をご存知でしょうか?

昨今では、心理学の用語も日常でコミュニケーションツールとして、使用することも多いのでひょっとしたらご存知の方も、いらっしゃるかもしれません。

この「与える」という言葉の意味は「相手のためにしてあげる事、そして自分もそれが嬉しいこと」なんですが、理解できますか?

例えば、夫や彼氏に対して喜ぶと思ってプレゼントを用意します。このプレゼントならば喜ぶだろうと思って渡してみると、自分が思っていたよりも喜んでくれません。

この時に「まあ、相手が喜ぶと思ったけど、それは相手のことだから仕方ないよね。プレゼントは自分が好きでしたのだし。自分はプレゼントを選んだいる時もワクワクできたし、それはそれでよかったよね。」と思うか「なんだよ。せっかくプレゼント選んだ来てたのに。もう少しさ喜んでくれてもいいと思うんだけど・・」

この2つの違いは分かりますか?

前者の場合は、相手が喜ぶことをしてあげる事と、自分が相手にプレゼントすることに喜びを感じているので、相手にプレゼントを渡した時に相手がとる反応はさほど気になりません。お分かりの方もいるかと思いますが、この行為は「私軸」で行われている「愛する」という行為です。

そして、後者の場合は相手が喜ぶことをしてあげるまでは同じなのですが、その後の相手が喜んでくれないことに対する怒りや、人によっては「もっと喜ぶものにすれば良かった」という自己嫌悪を感じるところが「与える」という行為ではありません。

これは、プレゼントをあげたのだから喜んでよ!!という気持ちが隠れており「取引」と言います。また、本当はしたくないことを自分が嫌われるという恐れから、行動することを「犠牲」と言います。

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そうは言っても「与える」ことって、結構、簡単なようで難しいですよね。

今回、なぜこの「与える」をテーマにブログを書いているかと言うと、師匠から「もっと与えることに意識を向けなさい」というお言葉を頂いたので、書いているのですが、実は、自分もこの「与える」という事がとても苦手でして・・。

素直に「与える」という事が出来ないんですよね。

カウンセラーのくせに出来ないのか!!って思われてしまうかもですが、かなりの苦手意識があって・・。

「与える」ってまあ、超絶に簡単にいうと無償の愛って感じですが、どうしても、相手が受け取ってくれないことで傷ついたり、自分が悪かったかな?と自分を責めたりと、相手の反応が気になってしまうんですね。結局、自分の愛に自信が持てないんです。

今回、カウンセラーなのに、これをカミングアウトするのはどうかな?と思ったのですが、ひょっとしたら同じ悩みをもっていたり、なにか上手くいかない方のヒントになればと思って書いてみました。

もし、同じ悩みを抱えている方や、なにかヒントになった方、少しづつ僕とチャレンジして行きましょう!!

まずは、自分に意識が向いている時は、自分が傷ついたり自己嫌悪しがちですので、相手に対して「何が喜ぶのかな?」と相手に意識を向けていくこと。そして相手の反応が超絶気になると思いますが(本当に気になりますよね。気持ちわかります)そこは、自分がしてあげたかった気持ちに意識を向けて「私は私、相手は相手」で行きましょう。

僕も頑張って、練習して一緒に「与え上手」になってみんなで笑顔になりたいですね。

参考になれば幸いです。

それでは。

カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)でした。

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