後輩の結婚を心から祝福できない私がいます。
こんばんは、、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
いよいよ平成の時代も終わり、新しい令和の時代に突入ですね。
平成の時代を振り返ると、僕自身も離婚もあり再婚もありと、波瀾万丈な時代でした。
皆さんの平成時代はどんな時代でしたか?
また、皆さんの平成時代の出来事も教えてくださいね。
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「人の幸せを素直に喜べない自分って・・・」
自分の中にあるブラックな自分と出会った時、私たちはその自分を否定し、見ないふりをしてしまいます。
そんなブラックな自分も自分ですから、素直に認めてあげましょうよ!!というお話です。
そこで、今回はこんなご相談です。
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初めまして。
私は都内に勤める37歳の独身女性です。
最近、職場の可愛がっていた後輩が、結婚することになったのですが、心から祝福できない自分がいます。
お祝い事ですし、可愛い後輩には幸せになって欲しいという思いと、
嫉妬のようなドス黒い醜い感情が、同時に湧き上がってくる自分がとても嫌いです。
以前に同じようなことがあった時も、自分のブラックさがとっても嫌いで、
ブラックな自分が出てくると、いつも責めてしまうのでとてもしんどくなります。
こんな、ブラックな自分が出てきた時はどのようにしたらいいのでしょうか?
本当は心から祝福したいと思っているのですが・・。
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「人の幸せを祝福できない私なんて・・」
「可愛がっていた後輩に対して、ドス黒い感情を感じる私ってどうよ。。。」
後輩の結婚報告を聞いた時に、こんな感情を感じたかも知れません。
でも、私たちが感情を感じる時って、どんな完璧な人でも、感じる感情をコントロールすることはできません。
ですから、感情はコントロールせずに出てきた感情をただ、感じるということが基本になってきます。
そして、ポジティブな感情を感じることも、ネガティブな感情を感じることも、
実は心理的な視点から見れば、同じことなのです。
それは、感情には「良い」とか「悪い」とかという、カテゴリー分けがないからなんですね。
それを踏まえると、ブラックな自分が出てきた時も、
素直に受け入れるというお話しになりますが、どうでしょうか?
なんか「受け入れたくない」って感じたりしますか?
このブラックな自分というのも、れっきとした「私」でして
この自分を受け入れないということは、いつも自分に対して「自己否定」を
しているという状態なのですね。
でも、よく考えたら「自分で自分を責めて生きる」って、ある意味凄いですよね。
ずっと自分で自分に対して「ブラックなお前はあかん奴や!!」って否定しながら生きているのですから。
そりゃあね、自分の事を好きになれませんし、、
いつも、良い自分でいないといけないって思っていたら、疲れちゃいますよね。
そもそもですが、今回の後輩の結婚のお話で、ドス黒い感情が出てきて・・・っていう話ですが
そんなに、いけない事なのですかね?
別に誰にも迷惑をかけてはいないですよね。
どうして、嫉妬したりドス黒い感情を、悪いものとして扱っているのか?
ここが、問題点なんだと思うのですね。
「そんな事を思ってはいけない」
「人の幸せを祝福できないなんて悪いひと」
こんな考え方や、思いがあるからだと思うのです。
「私軸」では、そんなダメな自分も、良い自分もすべてにおいて「全肯定」が基本なので
ブラックな自分が出てきても「しゃーないやん。これも自分だから」
これで、終わりです。
どんな自分も認めてあげることで、自分がダメだと思っていたブラックな自分もOKになり
自分を責めることがなくなり、とても楽になります。
そして、素直に認めることで、可愛がっていた後輩に言えるようになるのです
「結婚できてうらやましいな」って。
自分の弱さを認めると、隠していた自分の本心も言えることができるのです。
自分の弱さや、ブラックな自分を素直に受け入れることへの、勇気が一番必要なのかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
それでは、カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)でした。
「私らしい」を軸にする「私軸」をテーマに、現実に変化を感じることができる
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