僕と彼女の生きる道vol4 ~別れの予感〜
こんばんは、カウンセラー歴7年、カウンセリング人数
700人以上の問題を解決に導いた
夫婦心理学カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
前回は娘との12年振りに過ごす誕生日のお話でした。
私にとっては、娘と過ごす誕生日は本当に至福の時間
でしたが、親子なのに、何処で気を遣っていたんですよね。
それが原因かはわかりませんが、その後に娘との関係性に変化が訪れます。
今日は誕生日後からスタートします。
それでは、ゆっくりと時を戻していきます。
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※※
誕生日のお祝い後に帰宅した私は、ぐったりと疲れ
そのままベットに倒れ込みます。
それぐらい、私は娘に対して気を使っていました。
おそらく気を使っていたのは、私だけではなく娘も
同じだったと思います。
お互いに気を使っている親子関係。
この状態を作っているのは、2人の中にある「見捨てられる
かも知れない」という恐れの感情です。
お互いに嫌われたくない、失いたく無い気持ちから
相手の顔色を伺い過ぎてしまい、
楽しい時間が疲れてしまう時間に、なってしまう訳です。
こんな関係性では、また逢いたいなと思うはずもなく、
この居心地の悪さこそが、私と娘に再び距離を作るきっかけの1つかも知れません。
※※
普段から、私と娘は頻繁にはLINEのやりとりは行いませんでした。
そこにも、上記で説明したような心理があったかも知れません。
それでも、1月2日の私の誕生日にはLINEで「おめでとう」と、お祝いのメッセージがありました。
私は娘と繋がれることこの関係性に、とても喜びを
感じていました。
それは音信不通の8年間を、経験したからこそ余計に
感じます。
しかし変化は突然やってきます。
それは1月の後半でした。
私のLINEから、娘のアカウントが消えています。
えっえっ?
なんなんだ?
どうした?
アカウントが消えてるぞ!
私は一瞬にしてパニックに落ち入ります。
何度も、見返しても消えているアカウント。
それでも、
この時点ではまだ落ち着いていました。
何故なら、娘は今までも頻繁にLINEのアカウントを
変更する癖がありましたので
どこかでは、またいつもと同じアカウント変更だろう…と軽く考えていました。
それに、娘とのLINEが変更されていても、最後の砦としてTwitterが繋がっていたので
最後の命綱があるから大丈夫!という余裕もありました。
私には見捨てられる不安に、過敏に反応してしまうという心の癖を持っています。
この心の癖が反応して、自分の感情を制御できなくなる
ように働きかけます。
それでも、この癖のパターンを知っているので、私は自分自身に「冷静に。大丈夫だから」と
言い聞かせながら、Twitterのダイレクトメールに
こんな文章を送ります。
電話番号も変わったみたいだし。
こんな返信が返ってきました。
今となると、この返信が最後の返信でした。
本当はもっと確実な連絡先を知りたかったんです。
でも、嫌われたくないという思いから、娘には聞けません。
仮に娘がLINEのアカウントを作っていたとしても、私に教えないという、選択をしたのは娘なので、それ以上は娘を受け入れるしかありませんでした。
これが娘を信頼するということですから。
私はこの出来事の後から、Twitterのアカウントは
正常だろうか?
アカウントが無くなっていないだろうか?とチェックを
し始めます。
開いてはチェックして、安心する。
また次の日もチェックして・・。
何度も何度もチェックをしました。
チェックをしては、今日は大丈夫だったと安心感を
感じる毎日。
それほどまでに、娘と音信不通になるのが嫌でした。
この時には、気がつけませんでしたが
今、思い返すとアカウントをチェックするというのは
アカウントが消される前提に、心がなっていました。
そして、心の何処では「いつかアカウントが消されるだろう」となぜか確信がありました。
そして、ついにその日がきます。
ということで、今回はここまでになります。
それでは。
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