【恋愛心理学】パートナーを束縛(鳥籠に入れる)してしまう心理~私と彼を繋ぐ執着とう名の鎖~
こんにちは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
先日のお弟子さん制度3期の中で、お弟子さんに、こんな一言を言われました。
「ヤタパイセン。あの野良猫ブログの続きは書かないんですかー?」
お弟子さんの3期の中に、野良猫ストーリーを読んでくれていた方がいて、あの続編を書いて欲しいという、要望だったんですね。
ちなみに、野良猫ストリーの記事はこちらから
沢山の方に「ヤタさんがあの後に、奥様とどうやって知り合い結婚したのか知りたいです」という声を、本当に良くいただきます。
それについては、いつか書いて見ようと思っていました。
ただ、奥様との結婚までのプロセスが、心理学よりもスピリチュアル系?!になってしまうので、どうかな?とも思っていました。
でも、せっかく沢山の方にお声を掛けて頂いたので、続編を書いてみようと思います。
「野良猫男子のリアル恋愛ストーリー・シーズン2」は近日公開です。
お楽しみしていて下さいね!!
※※
今日は、パートナーを束縛(鳥籠に入れる)してしまう心理について、書いていこうと思います。
パートナーを束縛し過ぎてしまい、関係性が崩れてしまう。
このようなお悩みを抱えて、カウンセリングを利用してくださる方がいらっしいます。
その多くの方は、女性として魅力的だったり、モデルのように容姿端麗な方だったりと、彼を束縛しなくても「貴方はモテるから、男は他にもいるから大丈夫でしょ」と、言いたくなるほどの方だったりします。
彼を鳥籠に入れて束縛してしまう、この心理の裏には、私には愛される価値がないという、無価値感の存在があります。
そして、鳥籠に彼を入れている貴方の心は、一時的にですが、安心感に包まれます。
でも、一時的にです。
この一時的に、安心感を感じたいが為に、貴方は鳥籠を用意して、彼を上手におびき寄せて、スッと彼を捕獲します。
「よーし!とうとう捕獲した」って。
そして、鳥籠の中の彼をみながら、こう思います。
「もう、どこにも逃さないわよ。だって、彼が居なくなったら、誰も私の事を愛してくれないのだから・・・」
そして、一方
まんまと、鳥籠に捕獲されてしまった彼。
その彼も、実は鳥籠に入ることは、最初はそんなに悪気分ではなかったんです。
「そんなに俺のことが好きなのか。まぁ、このくらいならば可愛いもんだよね」と能天気に思っています。
そうです、彼は鳥籠に入れられる恐ろしさを、まだ知りません。
そして、彼は鳥籠も悪くは無いものだと、思いながら生活して行きますが、ちょっとずつ気がついていくのです。
「あれっ??俺のこと必要としてくれるの、悪い気はしないけど、なんか苦しい感じがするけど・・」
苦しい感じだけならば、良いんです。
でも、彼が入っているのは鳥籠の中ですから、自由がありません。
「会社の同僚と、打ち上げにいこうと思ったけど、早く帰らないと妻の機嫌が悪くなるな。でもなんで、ここまで俺は我慢しなきゃいけないんだろう・・」
彼は自分で入っておきながらも、段々とこの環境に窮屈感を覚えてきます。
「どうして、妻の言う通りにしなきゃいけないんだ?」
「結婚したら自由はないといは聞くが、ここまで自由が無いのか?」
「もう、この生活は嫌だ。もっと好き勝手にやりたい。よし、逃げ出そう、これしかない!!」
こんな感じで、彼は鳥籠の中から脱走を考えて行きます。
そして、こんな計画も知らず、彼女はいつも通り、鳥籠の中にいる彼を見つめてこう思います。
「貴方はずっと私のもの。誰にもどこにも逃さない」って。
この時の貴方の心は、彼から愛されているとは感じられません。
何故ならば、彼は鳥籠の中にいるから、私の側にいると、思っているから。
これをが逆からみれば、鳥籠から彼を離したら、彼は私の元から去っていくと、思っているんです。
だから、鳥籠に彼を入れている間は、私が愛されるということを、受け取ることが出来ません。
鳥籠というのは、私が愛される価値がないことを、感じさせないための、執着の鎖なのです。
この執着の鎖に繋がれた彼も、私も、お互いに笑ってはいません。
だって、居心地が良いわけありませんから。
喜びで繋がる状態とは、対局に貴方と彼は居る訳です。
そして、彼は貴方のスキを見つけて、鳥籠から脱走を実行します。
久々の鳥籠の外の世界は、とても自由さを感じて「なんて自由なんだろう」と彼は思いますが、彼を失ってしまった貴方は、絶望の淵に落とされる訳です。
※※
私ヤタのカウンセリングでは、まずは、彼への執着を手放していきます。
私は、私で、彼は彼の人生がある。
そして、彼には自分の人生を選択する権利がある。
彼への想いを心に感じながら、イメージワークを使って彼を手放して行きます。
イメージの中で、彼を手放していきます。
貴方が本当に彼を愛しているのならば、彼が笑顔になり心から幸せになれる場所が、貴方の横じゃなくても良いですよね。
それが、貴方の横じゃないといけないというのは、貴方の欲(エゴ)です。
人を愛するというのは、どんな場所にいても、相手の幸せを願うことでもあります。
今日、彼を女神さに託し、こんな言葉でお願いをしてみて下さい。
「私には無理でした。この人をどうか幸せにして下さい」と・・。
そして、女神さまのに彼を託して、2人が遠ざかる姿を見送ります。
こんなイメージワークを行って、彼への執着を手放していきます。
執着を手放すことで、貴方は心の自由を手に入れ、もともとの本質の私で、楽に人生を歩んで行けるように、なります。
※※
今回は、実際のカウンセリングでの流れを、文章に書いてみました。
少し、分かりづらかったかも知れません。
鳥籠にパートナーを入れてしまう理由は、自分が愛される価値を疑ってしまい、自分の前から居なくなるという前提が心の中にあるからです。
この自分の前提に気がつくことが、とても大切になってきます。
カウンセリングでは、上記のようなイメージワークを使いながら、貴方の心を癒やし、そして具体的な行動提案をさせて頂きます。
彼への執着にお悩みの方は、是非とも、カウンセリングをご利用下さいね。
今回はここまでになります。
それでは。
※※
8月の東京面談カウンセリングは8月6日、22日、23日の予定です。
・8月6日(木) 16:00~
・8月22日(土) 10:00~
・8月23日(日) 10:00~ 13:00~ 16:00~
8月は大阪でも面談カウンセリングを行います。
・8月31日(月)10:00~ 16:00~
そして、何と!!
8月23日は東京のアンダーズ東京にて、
15時~17時まで、アフタヌーンティー付きお茶会を開催します。
日時:8月22日 15:00~17:00
場所:アンダーズ東京(虎ノ門)ザ タヴァンラウンジ
金額:6000円(アフタヌーンティー代のみ)
人数:3名様限定 残席2です。
お申込みはこちらから