「どうして、通じ合えないの?」男性とのコミュニケーション~男性心理アカデミー~

    
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「どうして、通じ合えないの?」男性とのコミュニケーション~男性心理アカデ...

こんにちは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。

先週末は東京で「お弟子さん制度2期」のセミナーがあり、外野兼パシリ兼オマケ兼講師の私ヤタも参加してきました。

今回も日曜日の朝に「ヤタの朝活」を担当です。

今回も朝の8時40分からの開始にも関わらず、19人の方にご参加して頂きました。

ご参加くださった、お弟子さん2期生からは

「カウンセリングの前にクライアントさんの状態を一番に考えなければ、いけないということが分かりました。」

「何でクライアントさんが行動できないのか?とずっと悩んでいましたがやっと理解出来ました。」

など、沢山の嬉しいご感想も頂きました。

ご参加の皆様、本当にありがとうございました。

また、皆様のカウンセラー活動に役に立てるように、自分もレベルアップしたいと思います。

※※

さて、今回は「どうして会話のやり取りで、男女はすれ違ってしまうのか?」です。

恋愛や夫婦関係の中で

「こう言ってくれたら、良かったのに・・。」

「どうしてそんな変な言い方するの?」

「ここで、この言葉はありえない!!」

「その言葉のチョイス間違ってない??」など

男性との会話の中で、お互いの言葉が通じなくてケンカや険悪な空気になってしまうことありますよね。

例えば、こんなケース。

彼と貴方は外食に行こうとして、意見を出し合います。

彼「俺、ここのところ、ずっと接待が続いたからさ、和食はコリゴリなんだよな」

私「えー。私のは昨日も女子会で洋食食べたから、今日は和食って思っていたんだけど・・。」

彼「マジかよ!!今日、和食食べたら、4日間連続で晩飯が和食だよ。」

私「そんな事言われても・・。私の気分は和食だから、洋食厳しいよ。」

彼「いやマジでさ、今日だけは俺に譲ってくれよ。」

私「ちょっとさ、譲ってくれって何よ??その上から目線!!」

彼「はぁー??何で譲ってくれが上から目線になるんだよ!!そんなこと言ってねーし」

私「上から目線で言っているじゃない!!譲ってくれって命令口調でさ」

彼「命令口調って。譲ってくれは譲ってくれだよ」

私「だから、それが気に食わないって言ってるじゃん」

彼「はぁー??まじ意味不明だわ。もういいよ。どうせ食事の意見も食い違っていたのだから、1人でなんか、食べるわ」

私「なにそれ!!なんか、上から目線で言ってきてさ、おかしいよ。それ」

彼「もういいよ。じゃあな」

彼を見送りながら

私「本当はこんなはずじゃ無かったのに・・。譲ってくれって何よあれ。」

「素直にお願いしますとか、頼むよとか他に言葉があるのに・・。」

「せっかく逢うの楽しみにしてたのにな・・・。」

ここまで。

※※

同じケースが当てはまるのか?は置いといて、今回みたいな言葉の入れ違いのようなことって、あると思うんですね。

言葉の入れ違いで、どちらが悪いのか?のか白黒つくようなケースならば、まだいいんです。

原因や理由が明確に分かりますから。

でも、厄介なのは今回のようなケース。

どちらが悪いって、明確にわからないすれ違いのケースが、ややこしいんです。

実は、男性に対してよく言葉のすれ違いが起こるのには「男性心理」が関係しているんです。

長い、前フリでしたね。

上記の男性と女性の言い合いの中で、キーワードになって来る言葉が「譲ってくれ」なんですけど。

この言葉を持つイメージが、女性と男性がずれているというお話なんです。

そりゃ、内容みればそうでしょうという方もいると思いますが、実際に当事者になると、ここに気が付か無いことが多くて・・。

「譲ってくれ」というイメージが

女性は「上から目線」「命令されている」というイメージ

男性は「お願いしている」というイメージ

に分かれているのが、ポイントでお互いにちゃんと共有できていないのです。

これが、女性同士ならば実はここまで炎上案件にはなりません。

何故って「女性同士は空気感や雰囲気で察するという、感情を使うコミュニケーションが取れる」から。

これを「共感」を使ったコミュニケーションと呼んでいます。

それに比べて、男性というのは感情や空気感、雰囲気などを察してコミュニケーションを取ることが出来ません。

簡単にいうと「共感できない」ので、思考的で言葉通りのコミュニケーション方法を取ります。

そして、今回のケースでは男性が素直に「今日は洋食でお願いします」と頼めば良かったのですが、この素直にお願いすることが、男性はなかなか出来ないのですね。

それは「お願いする」=「負けを認める」みたいな感じで、男性としての自信を失くしてしまうような、感覚があるから。

男性を「身体が大きい5歳児」と表現したりするのですが、本当に精神的に女性と男性とでは、大学生と5歳児ほどの開きがあります。

ついつい男性ということを忘れて、女性目線で考えてしまうと、どうして通じないのだろう?と感じるのはこのためなんです。

 

でも、このままでは、男性と女性とはコミュニケーションが取れないの?というお話になるのですが、ちゃんと解決方法があるんですね。

今回は、お話が長くなってしまったので、この続きは次回に書いて行こうと思います。

参考になれば、幸いです。

それでは。

※※

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