【ココロノマルシェ】自分のことを認められる私になりたい

  
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【ココロノマルシェ】自分のことを認められる私になりたい

こんにちは、パートナーシップ専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。

昨日から、東京出張に来ています。

昨日は日帰り出張の予定が、台風の影響でフライトが欠航になり、急遽、1泊することになりました。

突然のハプニングって、子供の頃から何故かテンションが上がって、張り切ってしまいます。

どうなるんだろ??っていう、ワクワク感が好きなんですよね.

周りの仲間から「変態や~~」と笑われてしまいますけど・・。笑

今日も、ワクワク感を感じたいなーって思います。

※※※※※

今回は、ココロノマルシェに寄せられた、ご相談にお答えして行こうと思います。

今回のご相談はこちらです。

自分のことを認められる私になりたい

私には妹と弟がいて、子供の時から妹と容姿や行動について比較されてきました。

妹は色白、美人で行動的だと言われて育ちました。

私はその逆だとはっきり言われたことはありませんが、誰かが妹のことを褒めているのを聞くと私はそうじゃないんだと捉えてきました。

そのため、私は他人と比較する癖が治りません。

たとえば、仕事ができる人や容姿が整っている人が周りにいて褒められたりしていると、私はダメなんだと勝手に劣等感を感じてしまいます。

他人に左右されている自分が情けないです。

また、親や妹に怒りの感情が湧いてくる自分に罪悪感も感じます。

どうしたらこの生きづらさや思考癖から抜け出すことができるのでしょうか?

自分の中では何か特別な自分(ステイタスを持つ等)にならないと、みじめな私で人生終わってしまうのではと思っています。

セミナーに参加したり、本などで勉強をしていますが、大きな成長も感じられず焦りと不安が入り混じった気持ちですごしています。

自分と他人を比較してしまうことって、結構、誰でもあると思います。

そんなことをしても仕方ないと、頭では分かっていてもついついやってしまったり・・。

でも、自分と他人を比較することで、落ち込んでしまうのは、今の自分を嫌って受け入れていないから。

そして、自分のことを好きになる(受け入れる)と、不思議と他人が気にならなくなるのです。

※※※※

>私には妹と弟がいて、子供の時から妹と容姿や行動について比較されてきました。

Nayamiさんは、子供の頃から、妹さんや弟さんと比較されてきたのですね。

子供の頃に、誰かと比較されるって、本当に辛いですよね。

他人と比較されると、相手の長所と自分の短所を比較する訳ですから「自分はダメなんだ・・」って思い込んたり、子供の頃から、ご両親や身内から言われると、比較=ダメ出しされているって感じますよね。

その結果、自分に対して自信が持てなかったり、自己嫌悪したりしてしまうのは、仕方ないと思います。

>妹は色白、美人で行動的だと言われて育ちました。

容姿のことを比較されるって、子供の頃ですと、言葉には表せない絶望感や、自分ではどうすることも出来ない無力感を、感じていたと思うんです。

「そんなことを言われても・・。」とか

「こんな自分でごめんなさい」とか

「自分ではどうすることも出来ないし・・」など

本当に苦しかったと思います。

そして、本当はNayamiさんにも、妹さんのように、沢山の承認の言葉や褒める言葉が欲しかったと思うのです。

ですから、本当はNayamiさんは、どんな言葉をかけてもらいたかったのか?をすこし思い出してみて下さい。

>私はその逆だとはっきり言われたことはありませんが、誰かが妹のことを褒めているのを聞くと私はそうじゃないんだと捉えてきました。

日常から妹さんと比較されると「比較される=ダメ出しされている」この感覚が、習慣化されていきます。

ですから、直接Nayamiさんのことを言われていなくても、妹さんが褒められているのを聞くと、オートマチックに「やっぱり私はダメなんだ」って思ってしまうのだと思います。

ここでは「そう思ってしまう私がいるんだなー」って思ってみてください。

>そのため、私は他人と比較する癖が治りません。

他人と比較することで、自分の価値を計測するので、常に他人の目を気にしたり、自分の出来ない所を探したり、出来ない自分やダメな自分を嫌悪して攻撃したりと「他人と比較してしまう」とことって、他人軸の状態ですから、本当に苦しいですし、しんどいと思います。

>たとえば、仕事ができる人や容姿が整っている人が周りにいて褒められたりしていると、私はダメなんだと勝手に劣等感を感じてしまいます。

Nayamiさんの中で「周りの人が褒められる=私はダメなんだ」と劣等感を感じてしまうのですね。

これは、Nayamiさんの心理パターンと言えると思います。

これは、良い悪いは関係なくて、相手や周りの行動を「私が」どう感じるのか?という、心の癖なんですね。

例えば、

離婚を切り出された、奥様がいるとします。

Aさんは、旦那さんから離婚を切り出されて「離婚するのは悲しい」と感じています。

そして、Bさんは「離婚して欲しいだって、やったー!!ようやくあの生活とお別れできる」と喜んでいます。

同じ、出来事が起きても心の感じ方や、見方や捉え方によって、全く心の感じ方が変わってきます。

この感じ方や、捉え方の癖をパターンと呼んでいます。

このパターン(心の癖)を持っていることに気がつけると、目の前で出来事が起こった時に「あっ!!また、このパターンで劣等感を感じてしまうんだな」と自分で知ることが出来ますので「じゃあ、このまま劣等感を感じる?」それとも「まあ、しゃーないなに切り替える?」というように、その後の対応も選択できるようになります。

他人に左右されている自分が情けないです。

この言葉が出て来るというのは、実は、Nayamiさんが他人に左右されずに、自分の人生を生きたいと、思っているからなんですね。

だって、自分の人生を自分で決めて生きたいのに、他人に左右されてしまうから、問題になっていますし、情けないって思うのです。

本当に、他人に左右されずに生きて生きたいと思わなければ、問題や悩みになりませんから・・。

ここで、自分を責めてしまうと、辛くなってしまうので、自己攻撃はしないで下さいね。

>また、親や妹に怒りの感情が湧いてくる自分に罪悪感も感じます。

親や妹さんに怒りの感情を感じてしまうことって、悪いことではありません。

感情を素直に感じてあげることが、大切なので「マジでムカつく!!」と感じたら、その怒りの感情を感じて昇華する方が得策です。

感情は感じる(身体の外に出す)ことで、昇華するという性質を持っています。

根本さんのブログでお馴染みの「お恨み帳」というノートを作って、Nayamiさんの怒りをノートに書きまくってみてくださいね。

とにかく、怒りの感情をノートにぶつけましょう。

そして、そんな怒りの感情を持つことに罪悪感を感じてしまうとのことですが、実は、罪悪感を感じる事は「愛情」の裏返しなのです。

私達は、愛情や大切にしたいと思う熱量のぶんだけ、罪悪感を感じます。

ちょっと想像して欲しいのですが、

どうでもいい人に対して「なんか悪いこと言っちゃったかな?」とはあまり思いませんよね。

「まあ、いいか」や「しゃーないし」など、そんな深刻にはならないと思うのです。

でも、大切な人や、自分にとって愛を注げる人達に対して「なんか、一言余分だったかな」など、自分を責めたり。悪いことしちゃったなーと感じる時、それは相手の人に対して愛情があるので、罪悪感を感じます。

Nayamiさんのお話は「どんだけ、親や妹さん大好きやねん」っていうお話になるので、ヤタのカウンセリングでは「そろそろ、親は妹さんを本当は大好き!!って認めた方が楽になりますよ」と追い込みを掛けたりします。

根本さん流で言うところの「素直に認めちゃいなよ」ってことですね。

>どうしたらこの生きづらさや思考癖から抜け出すことができるのでしょうか?

自分の中では何か特別な自分(ステイタスを持つ等)にならないと、みじめな私で人生終わってしまうのではと思っています。

確かに、自分の価値を上げる為に、外側からステータスや特別感で武装することで、一時的に、自己価値が高まったような感じを受けると思います。

しかしながら、外側からの自己価値を上げる行動は、本当の意味での自己価値が向上した訳ではないので、今後も、自分の自己価値を上げ続けなければいけません。

つまり、自己価値の自転車操業状態になってしまいます。

ですから、Nayamiさんには、内面からの本来の自己価値を上げるのではなくて「戻す」ということを意識して欲しいのです。

私達は、本来は自己価値が高い状態だったはずです。

自己価値が低い赤ちゃんって、いませんから。

だから、自己価値は高めなくても、元々の自己価値に戻ることで、充分なんです。

>セミナーに参加したり、本などで勉強をしていますが、大きな成長も感じられず焦りと不安が入り混じった気持ちですごしています。

セミナーに参加したり、本で勉強したり前向きな姿勢で、本当に頑張っていると思います。

でも、なかなか成長が感じられなかったり、手応えがないと「本当に成長してるのかな?」と不安になってしまいますよね。

ここでは、自己価値を上げる(私軸)にシフトするポイントをお伝えしようと思います。

自己価値を上げる(私軸)には、ポイントが2つあります。

まず1つ目は「自分を全て受け入れる=自己受容」です。

これは、どんな自分も「これが私だからしゃーないよねー」と否定しないということです。

Nayamiさんのなかにも、色々な私がいると思います。

好きな私もいれば、嫌いな私も。この両方があってNayamiさんなのです。

どちらかが欠けいたらNayamiさんではなくなってしまいます。

ですから、この両方の私をそのまま受け入れてあげることで、自分のことを他人と比べることなく「これが私だから」と尊重して上げることが出来ます。

2つ目は「自分を好きになりましょう」です。

他人と比べて、出来ない自分を責めている時って、自分の事を「嫌いだー」って攻撃しているんだと思います。

この自分を「嫌う」のでなく、自分の事が好きになれば、他人と比べても「人は人だし、自分は自分だし」という割り切りができるようになっていきます。

自分の事を好きになれば、大抵のお悩みは解決すると言っても、過言では無いくらい、自分を好きになることって、大切なのです。

自分の好きな所は、Nayamiさんは何個ありますか?

沢山、あると思いますが、まずは50個を目標にノートに書き出してみましょう。

そして、寝る前にいつも頑張っている私に「今日も頑張ってくれてありがとう」と声をかけてみて下さい。

今まで自分の事を、さんざん否定してしまったりしたけど、いつも、Nayamiさんの中の私は、頑張ってくれましたよね。

だから、今日だけでも、感謝と承認をしてあげて下さい。

 

Nayamiさんが、自分を大好きになってNayamiさんらしい人生を、歩めるように応援しています。

参考になれば幸いです。

今回はありがとうございました。

 

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