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【ココロノマルシェ】すぐ人に合わせようとしてしまう

  
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【ココロノマルシェ】すぐ人に合わせようとしてしまう

こんばんは、パートナーシップ専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。

先日の台風が通過後に、とうとう梅雨明けになりました。

地元の名古屋では、毎日、うだるような暑さで、いつも遊びに来る野良猫のサバちゃんも

この姿です笑)

完全に、暑さにノックアウト状態です。。。

梅雨明けして、間もない時は身体が暑さに順応していないので、熱中症に気をつけてくださいね。

※※

さて、今回もココロノマルシェに寄せられたご相談に、回答していきたいと思います。

今回のご相談はこちらです。

すぐ人に合わせようとしてしまう

アラフォーのパート主婦です。

人の顔色を伺うというか、人に合わせてしまうのをやめられません。

自分の意見も言えません。

自分の意見は人とずれている気がします。

もともと自己中で好きなことを言うタイプだったのですが、中学の頃のいじめがきっかけで自分を出すのが怖くなりました。

心理学の本などでは自己開示とか書いてますが自分の意見をいうことと好きに振る舞うことの違いがよくわかりません。

人に合わせようと必死なので軽く扱われるし(三人以上でいるとすぐ透明人間のようになります)人間関係で疲れたり落ち込むことが多いです。

どうすれば解消できますか。

どうかアドバイスお願いします。

 

人の目を気にしたり、他人に合わせてしまったりしている時、私達の意識は相手の顔色や態度などに向いています。

そして、肝心な「私」には向いていないため、どうしても、他人軸になってしまいます。

他人軸から自分軸へシフトすることで「他人との距離感」や「私は私、相手は相手」という境界線が持てるので、人間関係が楽になります。

>アラフォーのパート主婦です。人の顔色を伺うというか、人に合わせてしまうのをやめられません。

自分の意見も言えません。自分の意見は人とずれている気がします。

人目が気になって、自分の意見や思っている事を表現できない時って、苦しいですよね。

例えば

Aさん「あそこのハンバーグランチって美味しいよね。」

Bさん「そうそう。安くてボリュームあるしね。そう思わないCさん?」

Cさん「そ・そ・そうだよね。美味しくて最高だよね」

Cさん(でも、本当はあそこのハンバーグよりも、角のお店の洋食屋さんの方が私は好きだけど・・。まあ、いいか)

きなこさんも、こんな感じで話を合わせてしまうのでしょうか?

本当は違うと思っていても、嫌われるのが怖いなどが理由で「自分はしたくないことだけど、何かを恐れてする行為」を犠牲と言います。

この犠牲というのは、嫌われるのが怖いから、相手の言う通りにするとか、孤立するのが怖いから周りに合わせるといった行動です。

この犠牲というのは、恐れが隠れていますから、たとえ上手くいっても「嫌われなくて良かった」とホッとするだけですので、きなこさんの心も休まることがないと思います。

>もともと自己中で好きなことを言うタイプだったのですが、中学の頃のいじめがきっかけで自分を出すのが怖くなりました。

中学校の時のいじめでの心の傷(トラウマ)が上記で書いた、恐れの原因だと思います。

中学校のいじめというのが、どのくらいだったのか?は、きなこさんにしかわかりませんが、とても深く傷ついたのではないですか?

だって、今までの私から、全くの別人になるくらいショックだったのですから・・。

その傷の影響で、自分を表現出来ないというのは、辛いのはもちろんでしょうが、悔しさや、惨めさも感じると思います。

でも、こういう時こそ、そんな自分を責めずに受け入れてあげて下さいね。

>心理学の本などでは自己開示とか書いてますが自分の意見をいうことと好きに振る舞うことの違いがよくわかりません。

確かに、自己中心的と自分を優先することの境界線って難しいですよね。

このお悩みは、私も最近まで悩みを抱えていました。

でも、このお悩みを抱えている方って共通点があるんですね。

それは「優しくて相手の気持を考えられる方」なんです。

この優しくて相手の気持を考える方というのは、他人を優先してしまい、自分を後回しにしてしまいます。

自分を優先するということは、自己中心的ではなく、わがままに振る舞うわけでもありません。

自分の想いや価値観を優先するという姿勢なんですね。

ですから、自分の想いや価値観というのは、1人、1人が違うものであって、同じじゃなくても良いことを覚えておいて下さい。

逆に、自己中心的というのは、相手の想いや価値観を相手にも強要したり、押し付けたり、傷つけたりする行為だと私は思います。

>人に合わせようと必死なので軽く扱われるし(三人以上でいるとすぐ透明人間のようになります)人間関係で疲れたり落ち込むことが多いです。

人に合わせようと必死になると、相手の人の顔色や態度、周りの空気を読むなど、様々なミッションをこなさないといけないので、それは大変なエネルギーを消費して疲れてしまいますよね。

他人軸になり、周りの人達の評価=私の評価ですので、人間関係で疲れてしまうのは当然だと思いますし、人間関係で正解というのは無いに等しいですから、上手くい方が多いと思います。

人間関係で、疲れてしまうのは、相手との距離感に問題があることが多いです。

ほとんど場合は、相手との距離感が適切に取れていないことで、疲労感や嫌悪感などを感じます。

きなこさんにとっての、心地よい距離感を見つけることが、自分も相手も心地よい距離間になることが出来ます。

>どうすれば解消できますか。どうかアドバイスお願いします。

今回のご相談の解決策を2つご提案したいと思います。

1つ目は「自分の本質に戻る」です。

これはご相談の中で

>もともと自己中で好きなことを言うタイプだったのですが

という事は、きなこさんが現在、周りに合わせているのは本質ではなく、この心の傷(トラウマ)が原因ということです。

この心の傷(トラウマ)を癒やすことや、ある意味「私は自己中心的で好きなこと言うタイプやわ」と自分で自分を認めてしまうことで「まぁしゃーないな。これが私だから」とある意味諦めましょうということです。

「そんな自己中心的な自分もきなこさんですから」ってことですね。

この本質的な自分を認めるには、ズバリ「勇気」だけが必要です。

これは「いじめの恐れや恐怖」を超えていくというプロセスになります。

他人軸から自分軸に変化をする=私で生きる覚悟をすることです。

2つ目は「私は私、貴方は貴方」のアファメーションをする

これは、他人軸から自分軸を作る時によく使う、アファメーションです。

アファメーションとは、自分で実際に声にだして呟くことで、潜在意識や無意識にアプローチするとう手法です。

このアファメーションで、潜在意識や無意識に自分と相手の境界線を意識させることで、相手を軸に行動するのではなく、自分を軸にして行動していけるようにトレーニングしていきます。

実際に人目が気になって仕方ない状況で「私は私、貴方は貴方」と呟いて、相手と自分の境界線を確認していきます。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、他人軸から自分軸へのシフトするプロセスをご紹介させて頂きました。

自分軸というと、どうしても自己中心的なのでは?と勘違いしてしまいますが、自分の価値観や想いを優先することはとても大切です。

きなこさんが、他人の目を気にせずに、自分軸で自分の想いや価値観を表現できるようになることを、応援しています。

今回はありがとうございました。

 

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