【恋愛心理学】相互依存のステージに進みたいあなたへ
こんばんは。
カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
さてさて
今日のテーマは「相互依存のステージに進みたいあなたへ」です。
皆さんは相互依存という言葉は、ご存知でしょうか？
相互依存というのは、依存→自立→相互依存という心の成長プロセスの、最終段階のステージのこと。
自立した者同士が、お互いに出来ないことを補完しあい、お互いにwin=winの状態の信頼で結ばれた状態を表します。
相互依存の話をすると、多くの方から「相互依存の状態になりたい！」という声を聞くのですが、そのためには、色々と準備が必要なんですね。
その中の１つが「自分を知る」ということ。
そもそも、自分自身のことを皆さんはどれぐらい知っていますか？
・自分は何が好きなのか？
・自分は何が嫌いなのか？
・自分は何が得意で、何が苦手なのか？
・自分は淋しい時にどう感じて、何をしてもらいたいのか？
・自分は何を恐れていて、どんな状況になるとその恐れが発動するのか？ など
自分自身の好き嫌い、得意不得意や、自分の感情がどのような場面でどう感じるのかって、普段はあまり意識していないと思います。
そもそも、相互依存のステージは、自分が苦手だったり出来ないことを、自分で何とかするのではなく、相手に「これやってくれませんか？」って頼ったりお願いするステージ。
相互依存に進む前の自立のステージでは、自分でやるのが当たり前だと思っています。
でも、相互依存の世界は違います。
相互依存の世界は、自立した者同士が、お互いに出来ないことを補完していく世界。
１人の世界（自立）ではなく、誰かと共に生きるのが相互依存のステージなんですね。
自立の時代にあなたが頑張って隠してきた、自分の嫌いや、苦手や不得意。
この部分が相互依存のステージでは、とても重要な役割を持っています。
それが「つながりを作る」という役目です。
自分の嫌いや苦手や不得意な部分。
この自立の時は弱さと思っていた部分こそが、誰かに愛してもらう部分になります。
（長所で人を愛して短所で愛されるとはこのことです）
自分を知らないと、自分の弱さや苦手、できないこと、本当は頑張っていたことなど。
相手に伝えることができず、結果的に相手に頼ることができません。
この状態では「つながりを作る」ことができずに、１人で頑張る自立の世界になってしまいます。
（それでは、結果的に逆戻りですね）
自分の弱さを隠したり、自分で補うのではなくて、自分の弱さを受け入れてそれを差し出す。
その勇気も相互依存のステージでは同時に求められます。
あなたは自分の得意を活かして、誰かの苦手をサポートして感謝される。
そして、あなたの苦手な部分を差し出して誰かにサポートしてもらい感謝する。
お互いに信頼で繋がる、相互依存への道を是非、目指してみて下さいね。
それでは。
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