【心理学】プロセスを信頼するとは？～物事の見方を変えると希望が見えてくる～
こんばんは。
カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
先日の北陸での大きな地震や、昨日の羽田空港での飛行機事故。
関係者の方や被災された皆様に、お見舞い申し上げます。
さてさて
今日のテーマは「プロセスを信頼するとは？」です。
暗いニュースが続いておりますが、個人レベルに置き換えてみると、私達の人生にもやはり大きな出来事というのは存在します。
例えば
・失恋や離婚
・仕事でのトラブル
・人間関係の裏切り
・被害者になってしまう
・犯罪や事故・天変地異など など
あの出来事のせいで、私の人生が変わってしまった…。
このようなことって、あると思います。
このような時に、使って欲しい考え方の１つが「プロセスを信頼する」という考え方。
このプロセスを信頼するとは
「起こること全ては必ず意味があり、より良くなるために必要なこと」
このような考え方のこと。
要約すると「今は苦しいかも知れないが、必ずそれは未来にとって必要なことで意味がある」という考え方の１つなんですね。
当たり前にはなりますが、今の状況が本当に苦しい状態だったり、気持ちに余裕がない状態では使わない選択がおススメ。
無理やり使うことで、自分を責めてしまったり、自分の感情や気持ちを無視してしまい、逆に苦しくなってしまっては、元も子もありませんから。。
（あくまでも、心理学は自分を幸せにするものですから、使い方には要注意）
使い方としては・・
大切なデートの時に彼とケンカをしてしまい、険悪な空気のまま帰宅することに。
あなたはせっかくのデートが台無しになり、落ち込んでしまいます。
この時に、しっかりと感情を感じて、気持ちに余裕が出来たら
「何故、私は彼とケンカする必要があったのだろう…」
「このケンカが2人にとって、どんな意味があるのだろう…」
「このケンカが彼との関係性を、もっと良くなるために起こっているのならば、今、私にできることはなんだろう…」 など
苦しく悲しい出来事を、ポジティブな側面からみていくことで、今の苦しい状況にも「希望」が持てるようになります。
（この考え方はどんな時にも、効果的に使うことができます）
希望が持てるというと「希望ってただの慰めじゃん」と思うかも知れません。
でも、少しイメージしてほしいのですが・・
あなたが人生のどん底で苦しんでいる時、
「どうせ〇〇なんでしょ」
「どうせ〇〇になるに決まってる」
「どうせ〇〇だから諦めた方がいい」
「何をやっても無駄だし、どうせやっても意味がない！」など
誰もわからない未来に関して悲観的になってしまい、ただ辛い現実を受け入れるしかない・・。
このようになってしまうと思うんですね。
でも、この時に「希望」を感じていたらどうでしょう？
気持ちが軽くなったり、肩の力が抜けて「やるしかないよね」「何とかなるよ」と、前向きな気持ちを持ちやすくなると思うんですね。
それぐらい「希望」があるということは、私達の心に力や前向きなエネルギーを与えてくれます。
何度もくどいようにお伝えしますが、この「プロセスを信頼する」という考え方は、気持ちに余裕がある時に使うもの。
苦しい、悲しい、しんどい時などは、自分の感情に寄り添い、感情を感じることが大切です。
人生に行き詰まりや、苦しい時などに、ぜひ使ってみて下さいね。
それでは。
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