家族を背負ってきたあなたへ～イメージワーク付き～
こんばんは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
まずは、皆さんのお詫びとお知らせです。
ご存知の方もいるかもですが、先週から体調を崩してしまい、東京出張を飛ばしてしまいました。
東京でのカウンセリングをご予約されていた方。
大変ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。
昨日から、ようやく調子が戻ってきたので、今週の大阪、東京での出張カウンセリングは、伺えると思います。
体調管理をしっかりし、ご迷惑をおかけしないよう注意していきたいと思います。
引き続きまして、よろしくお願いします。
※※
さてさて、
今日はタイトルにもありますが「家族を背負って生きてきたあなた」に向けて書いていきます。
カウンセリングの現場で、クライアントさんの内面を掘り下げていくと、多くのクライアントさんが、このパターンに当たります。
それが
【家族を背負う】というパターンです。
このパターンは、どんなパターンかと言うと、簡単に言うと
「家族の為に、自分自身を犠牲にする」というパターン。
・本当はやりたいことがあるのに我慢してしまう
・本当は嫌なのにNOと言えない
・周りの顔色ばかり気にしてしまう
・ついつい空気を読んで、場の空気を変えようとしてしまう
・本当は泣きたいのに我慢してしまう
・助けてが言えない
・自分の意見を言うことはいけないことだと思う
・自分が幸せになることは許されないと思う
・自分らしさがわからない
・私らしく生きることはしてはいけないetc
あなた自身を引き換えにして、家族を優先して生きるという生き方。
これを読んでいるあなたは、あてはまるでしょうか？
（是非、チェックしてみて下さいね）
あなた自身の中でも、ひょっとしたら薄々気がついていたかも知れません。
家族を背負って生きてきたことを・・。
今、あなたの人生が行き詰まってしまっていたり、苦しくなっているのならば、それはある意味仕方ないのかも知れません。
だって、人間は自分の本質通りに生きることが、楽に簡単で上手くいくように、出来ているのですから。
あなたが小さな子供だった時、どうして家族を背負うことを初めてたのか？
その意味をあなたは、覚えているでしょうか？
もう、あなたは長い年月のこともあって、忘れてしまったのかも知れません
だから、もう一度思い出して下さい。
「何のために、あなたは自分を犠牲にしてまで、家族を助けたかったのか？」
あなたが、自分自身を犠牲にしてまで、家族に与えたかったものは、
・家族の誰かが楽になって欲しい気持ち
・家族の誰かに笑って欲しい気持ち
・家族の誰かの為に、役に立ちたかった気持ち
・家族の誰かが苦しい顔をしないようになど
あなた自身の人生と引き換えにしてまで、家族に愛や光、安らぎを与えたかったのでは、ないですか？
それほどまでに、あなた自身が家族を愛していることに、あなたはどれくらい気づいていますか。
小さな子供のあなたが、自分の人生と引き換えにしてまで、守りたかったのです。
あなたの家族を。。。
そこには純粋な愛しか存在しないのです。
その愛情の存在をしっかりと認めてあげて下さい。
あなたが自身が、自分の人生を捧げてまで頑張ってきたことを、まずは、認めて上げて欲しいと思います。
当然ながら、綺麗事ばかりじゃないこともわかります。
そうしないと生きていけなかったから、我慢した方もいるかも知れません。
相手が怖かったから、自分自身の心を殺さないといけなかったこともあるでしょう。
でも、その良い、悪いのジャッジを捨てて、ただ、その自分自身を承認して上げて欲しいと思います。
自分自身を承認すること。
自分自身を取り戻す、一歩目はまずはここからです。
最後に、イメージワークをご紹介します。
家族への愛情に気づき、そして、自分自身を犠牲にして与えてきたあなた自身を、承認するワークです。
是非、チャレンジしてみて下さい。
（イメージできない方は、文章を声に出して読んでみて下さいね）
両手の手の平の上に、
小さな子供時代の私を、イメージしてみて下さい。
手の平の上に乗っている小さな子供の女の子。
その女の子は、どんな女の子でしょうか。
おてんばそうな女の子ですか？
優しい女の子ですか？
それとも、大人しそうな女の子でしょうか？
この子は、家族のことがとても大好きで、誰かが悲しい顔していたら、何とか笑顔にさせようと必死に明るくふるまったり、
誰かが苦しい顔したら、自分のことを後回しや我慢したりしてまで、その人を助けようとしていたことを、あなたは知っていますよね。
彼女は沢山のことを、我慢や犠牲にしてきました。
本当はやりたかったこと。
本当は言いたかったこと。
本当はやりたくなかったこと。
本当は助けて欲しかったこと。
全ては家族の為に…
彼女は自分の人生を捧げてきました。
でも、あなたは知っていました、彼女の笑顔の下に隠れている涙を。
「大丈夫だよ」って言った、言葉の下にある悲しみや淋しさ。
「私…平気だから」って言う時ほど、平気じゃないことを。
誰にも本当の涙や苦しさを隠して、今日まで生きてきました。
その彼女に向けて、たった一言、あなたから伝えてあげてみて下さい。
「今まで、よく頑張ったね」
「あなたが頑張ってくれて、家族は幸せでしたよ」
「本当にありがとう」って。
そう伝えたら、手の平の上にいる彼女を、そっとあなたの胸の中に入れてあげて下さい。
そして、胸の前で手を重ねながら、彼女が与えてきた家族への愛を感じてみて下さい。
ただ、愛を感じる。
以上です。
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