【心理学】デッドゾーンを超える鍵はやりたくない事やる!
こんにちは。
カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
まずはお知らせから
★3月の心理学基礎講座「デッドゾーン」
ヤタ流のデッドゾーンの乗り越え方を、3/16(木)20時〜の心理学基礎講座にてお伝えします。
今、デッドゾーンの渦中の方は、ぜひご参加下さいね。
講座は終了しました!
さてさて
今日のテーマは「デッドゾーンを超える鍵はやりたくない事やる!」です。
もう、私にはやれることが何もないし、動くことが出来ない…
このような燃え尽きてしまったような心理状態のことを、デッドゾーンと呼んでいます。
このデッドゾーンは自立の最終形態にあり、全てを1人で背負って頑張る。
この自立のパターンをやり過ぎてしまった為に起こります。
自立の最終形態ということは、あなたはそれなりに結果という物を手に入れており、その結果を手に入れるためのやり方を持っています。
このあなたの中の成功法則。
この成功法則が、実は自立しているあなたを苦しめる原因になっているんですね。
例えば
ある工場の社長さんがいたと、思ってみて下さい。
従業員は僅か10人で少数精鋭。
コロナ禍でも逆風をもろともせずに、業績は右肩上がりで絶好調に。
社長も従業員もみんなハッピー!
と思いきや…
何と会社の取引先が、まさかの倒産。
その煽りを受けて、会社は売り上げを回収できず、月末の支払いが大ピンチ。
社長さんは当然、銀行や知り合いに掛け合い金策に奔走します。
しかしながら、金策はなかなか上手くいかずに、時間だけが迫ってきて、社長さんは次第に追い詰められます。
「もう、一体どうすれば良いのだろう…」
「自分が頑張らないと会社は倒産して、従業員や従業員の家族達までが、途方に暮れてしまう」
「そうは言っても、現実問題お金は無い…」
本当に希望が見えずに、諦めの気持ちや絶望感を感じはじめます。
こんな時に、カウンセリングではこのような提案をするんです。
「あなたの周りにコイツならば任せても良いと思う部下はいませんか?」
「その部下に頭を下げて、俺を助けてくれと言って頼ってみて下さい」
この提案を聞くと多くの方は
「アイツにはまだ任せられない…」
「アイツは役不足だから…」
「アイツにこのピンチは乗り越えられない」
このようなことを、言います。
でも、これってあなたが部下を信頼できていないので、心配しているんですね。
それと、もう一つ。
社長さんのやり方や社長さん自身が自分の限界を認めることに、抵抗感があり葛藤を感じるんです。
(ここで上記の方に書いた「あなたの成功法則」というのが、手放すことができないんですね)
自分の中の限界を認めて、自分のやり方を手放すこと。
そして、部下を信頼して部下に委ねること。
この部分が、今日のテーマの「1番やりたくないこと」に繋がる訳です。
実際問題、この社長さんはご自身で思いつくことは全てやってきました。
つまり、社長さんの中に答えはないんです。
だからこそ、自分自身の外側に解決への答えがあり、その答えを受け取るために、今までとは違う視点や価値感などが必要なんですね。
その新しい価値観や違う視点。
大袈裟に言えば、今まで1度ももやったことがない、これだけは嫌だという
「部下に頭を下げて助けを求めること」
これを、やってもらう必要があるんです。
このような社長さんの、ケースはカウンセリングでは何件もあり、多くの場合には、頭を下げられた部下というのは社長よりも、このジャンルのことで言えば有能だったりします。
この部下の気持ちからすれば、社長が苦労して頑張っていることを、1番知っていますから、社長を助けたい!という気持ちを持っていまるんです。
その社長から助けを求められたとしたら…
そりゃ、張り切りますよね。
嬉しいですよね。
気合も入りますよね。
だって、社長の役に立ちたい!って、ずっと思ってきたのですから。
社長!頑張りましょうよ!って、なりますよね。
このような流れになると、不思議と会社の問題というのは解決していったり、何とかなったりするんです。
(本当に奇跡的なことが、起こるので不思議ですね。もちろん、これを期待するのではなくやれることをやって結果ですが…)
本当の問題は会社の問題ではなく、社長さんのサレンダー出来ないことが、問題だったのですから。
今回は社長さんのお話を出しましたが、このデッドゾーンを超える時。
同じように、あなたにとって1番やりたくないことに、ブレイクスルーのヒントが隠れています。
デッドゾーンを超える鍵は、1番やりたくないことにあり!
覚えておいて下さいね。
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