【野良猫男子のリアル恋愛ストーリー22話】心の蓋が開いた先にあるもの
おはようございます、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
先週末の金曜日に、名古屋在住の数秘術カウンセラーの戸田朱美ちゃんと、初のYouTube Liveデビューをしました。
急遽の開催で、準備期間は3日間でしたが、沢山の応援の声や、ご相談も13件も頂きまして、何とかやり切る事が出来ました。
本当に、皆さんのおかげです。
ありがとうございました。
今週末の土曜日の夜19時〜も、戸田朱美カウンセラーと、引き続きご相談にお応えすべく、YouTube Liveを開催します。
ご都合がつきましたら、是非ともご視聴下さいね。
ご相談も受け付中ですので、こちらからお申込み下さいませ
※※
今回は、久々の「野良猫男子のリアル恋愛ストーリー」を書いていこうと思います。
前回は、彼女にプロポーズして、結婚に向けて式場探しをするも、不思議と決まらないという、お話でした。
その後の続きを、書いていこうと思います。
※※
結婚式場を、探すにもことごとく、式場に空きが無くて、予定が決まらない。
当時の私は、そこには全く不安や違和感は感じておらず、頭の中は、待ちに待った彼女と一緒になれることで、お花畑状態でした。
それでも、式場が決まらないので、結婚式というイベントのことは、棚上げ状態にしていました。
プロポーズをした2週間後、今度は、福岡で行われるヒーリングセミナーに彼女と一緒に、参加することにしました。
この時は、特に問題を抱えていたり、悩んでの参加ではなく、ヒーリングセミナーを担当するのが、根本さんだったこともあり、報告を兼ねての参加です。
ヒーリングセミナーは、2日間の開催されるのですが、今回は有志での、日帰り温泉ツアーも開催予定で、そちらも楽しみにしていました。
ヒーリングセミナーが、始まり、くじ引きをして、フォーカスパーソンという、代表者を決めて、その方の悩みを講師がカウンセリングしていきます。
純粋にくじ引きなので、本当に誰が当たるのかは、わかりません。
そして、くじ引きをした瞬間
「〇〇さん」
と彼女の名前が呼ばれたのです。
彼女が前に呼ばれて、話をしていきます。
その話、結婚式場が決まらないという相談でした。
講師を務めていた、根本さんが話を聴いていき、ロールプレイという、癒しの手法を組み立て、彼女はそれを受けていきます。
実はこの出来事が、僕達2人にとっては、ターニングポイントでした。
セミナーは、その日で終わり、セミナー参加者と共に、打ち合げに行き、楽しい雰囲気で、盛り上がります。
このヒーリングセミナーというのは、心の奥底にある、無意識にアプローチして癒しの効果を出していきます。
その為に、日頃や昔から我慢していた、心の奥に閉まってある箱の扉を、開いてしまうこともあります。
それは、本当の自分自身の姿が、隠しきれずに出てしまうことでも、あるのです。
※※
セミナーの次の日の、バスツアーの時から、彼女の言動に変化があった事を、私は見逃しませんでした。
彼女は人前で他人に対して、悪口を言うことは、ほとんどありません。
しかしながら、バスに乗った瞬間に
「なんだアイツは。気持ち悪いんだよ!!」と私に向けて、ポロッと言ったのです。
その言葉を聞いた瞬間、私は彼女の顔を二度見しました。
そして、席についても「本当アイツはキモい」と何度も言っているのです。
おかしい…。
何がおかしい。
私は、彼女に対して、違和感だけが募っていきました。
それでも、その発言が彼女の何を意味することなのか?までは、わからないままでした。
※※
福岡のセミナーから、名古屋に戻った後も、彼女に対しての違和感は、消えません。
名古屋に戻った翌日に、電話をしている時にケンカになります。内容は、詳しくは覚えていないのですが、確か2つあったと思います。
1つ目は、私が彼女に対して色々と、連れ回した(旅行や、遊びなど)のが、彼女は本当は我慢して付き合っていたということ。
何故か、私は彼女の意思ではなくて、シブシブお前の為に、我慢していたんだよ!と言われた事にショックを受けたんです。
そして、もう1つは、彼女の友達にコンパを開くから、紹介だけして、その後にデートしたいから、一緒に来て欲しいというものでした。
私は、頑なに拒否をして「俺は行かないから」と言って、電話を切って、私にしては、珍しく1週間ほど、連絡をしませんでした。
あんなに彼女が逃げないようにと、束縛していたのに、何故かあの時だけは、連絡を取りたく無いと思ったのです。
今、思うと変化があったのは、彼女だけではなく、実は私にも変化はあったのでした。
そして、メールも電話もせずに1週間が経過します。
1週間後、久々に彼女と、電話をすることに
私ヤタ「もしもし、久しぶり」
彼女「うん。あのさ、なんで連絡して来ないのよ」
私ヤタ「いや、何となく。って言うか、なんで自分からしないといけない訳?」
彼女「いつもしてくるじゃん」
私ヤタ「まぁ、そうだけど。結局、コンパの紹介行ったの」
彼女「うん。行ったよ。来てくれないから、淋しかった」
私ヤタ「ふーん」
彼女「あのさ、貴方が連絡して来ない間に、違う人から誘われて、お茶したりデートしてきた。」
私ヤタ「はぁ?何それ?誰それ?」
彼女「同じサークルの人。連絡先渡されたから、連絡して、ご飯に行ったよ」
私ヤタ「連絡先、交換したの?」
彼女「うん。したけど。何か悪いの?」
私ヤタ「悪いとかそういう問題じゃねーだろう!」
「で、どうなんだそれ?」と問い詰めると
彼女「ごめん、もう切るわ」
と、電話を切られてしまいました。
そして、2、3日後に彼女から1通のメールが来ます。
そのメールには、こう書いてありました。
彼女「私、気になる人がいる」
このメールをみて、私は取り乱し、彼女に何とかコンタクトを取ろうとします。
しかし、彼女は、電話もメールにも出ずに、返信は有りませんでした。
離婚裁判も終わり、プロポーズもして、ようやく彼女と一緒になれると、思った矢先の出来事でした。
私は、幸せという山の頂上付近から、道を踏み外し、一気に滑落して、地獄に落ちたような気分でした。
今、思えば、彼女の気持ちはかなり昔から、私には無かったのだと思います。
開けてはいけない、心の蓋が開いた結果、彼女の本心が見えた気がしました。
「やっぱり俺は見捨てられるんだな・・。」と苦しみの中で、安心感がわくという不思議な感覚を感じていました。
長くなりましたので、今回はここまでです。
それでは。
続きはこちらから
貴方ならば待ちますか?待ちませんか?Vol23