【ココロノマルシェご相談】不倫の失恋がつらいです。
こんにちは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
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今回は久々になりますが、ココロノマルシェのご相談に回答していこうと思います。
今回のご相談内容はこちらです
不倫の失恋がつらいです
こうようさん
カウンセラーのみなさんにとってはありふれた悩みかもしれませんが、不倫の失恋がつらくてたまりません。
現在同じ職場の20歳近く年上の既婚の上司と10ヶ月不倫をしています。私は独身です。
とても頼り甲斐があり、愛情に溢れる優しい上司で私がすごく惹かれてしまい、一番頼られる部下になるべく、一生懸命仕事をしているうちに関係が始まりました。
まだ関係は続いていますが、つい数日前、「不幸にしてしまうからずっとは続けられない」と言われました。
私は一人っ子で、両親からはすごく大事にされました。しかし、両親はとても不仲で、母は私を妊娠したために離婚できなかったと言っていました。
また、母は私にすぐ嫉妬してくるため、母より幸せになってはいけないと思って育ちました。
父は仕事のため不在がちでしたが、短気で機嫌がコロコロ変わり、いきなり怒り出すような性格で、心を通わせるようなことはできませんでした。
また、どんなに頑張っていい成績をとってきても、足りないところをいつも指摘されてきました。
そのためか、私は自己肯定感が低く、常に人の顔色をうかがって生きてきました。
自分をさらけ出すことも苦手だし、人と一緒に暮らすなんて到底無理だし、家庭向きに自分を変えるなんてのも無理だし、子どもを育てる自信もないから、誰とも結婚なんてしたくないと思っていました。
だから、不倫したんだと思います。
不倫なら一緒に暮らさなくて済むから。
でも、不倫だから、自分をさらけ出せたんだと思います。
ずっと満たされなかった思いとか、自分の見られたくないところ、全て彼には見せることができます。
私は自分の気持ちを伝える時に恥ずかしさや恐怖などで涙が出てしまうのですが、父には泣けばなんでも思い通りになるわけじゃないと言われてきたため、親の前では泣けませんでした。
一方で、彼は私が泣きながら気持ちを話すと、ぎゅっと抱きしめてくれ、頭を撫でながら話を聞いてくれます。本当は父にして欲しかったことなんだろうなと思うのですが、私が欲しいと言わなくても全て自然と彼は与えてくれるのです。
そんな彼との関係が終わろうとしていて、すごくすごく苦しくて辛いです。
なんで私は彼と結婚できないんだろう。
あんなに結婚なんてしたくないと思っていたのに、彼とならずっと一緒にいたい。
笑顔が見たい。
笑顔にしたい。
いっぱい抱きしめてほしい。
いっぱい抱きしめたい。
いっぱいお話しを聞きたいし、お話ししたい。
そういう気持ちが溢れてきて止まらないです。
ずっとは続けられないと言われ、最初からわかっていたけど、彼は離婚する気がないこと、この先別れがくることをはっきりと突きつけられた気がして、失恋のような状態になっています。
自分を大切にして、傷を癒して回復して、平静に仕事をできる状況にしないといけないと思いつつ、仕事を頑張っても、身だしなみを整えても、今更何をしたって彼が手に入らないなら意味がないという思いが出てきて自暴自棄になっています。
でも、私が自暴自棄になって、それこそ自殺でもしたら、彼を大変傷つけることになると思うし、彼のおかげで仕事のやり方や楽しさがわかるようになった感謝の気持ちがあるので、ちゃんと仕事もしたいのです。でも今は本当につらくて苦しくて、仕事中も胸がヒリヒリして泣きそうになり、誰かに聞いてほしくて相談させていただきました。
彼のことが大好きなんです。それはこれからも続くと思います。
彼も私のことが好きだと言います。
体のつながりはなくなっても、心がつながってるからそれでいいとも思います。
でも、まだ彼のことを欲しい気持ちが手放せないで辛いです。
このままだと苦しくて気がどうにかなりそうなので、手放しに挑戦しようと思い、根本先生のDVDも買ったのですが、彼を手放すのも怖くて事前課題にすら手をつけられないでいます。
どなたか、手放しの道へ向かうための背中を押してくれませんか。
不倫の関係でも、普通の恋愛でも、好きな人と離れるということは、淋しく悲しいものですよね。
それが、本当に好きな人との別れならば、なおさらだと思います。
そんな悲しみや寂しさの最中に必死に前を向こうとすることを、私はあまりおすすめしていません。
なぜならば、悲しみの涙は貴方のこころが、最後に放つサヨナラの意味だから・・。
自分の気持に素直になる、そして、自分を大切にして生きる事が、自身の幸せへの道に繋がるのではないですか?というお話です。
>カウンセラーのみなさんにとってはありふれた悩みかもしれませんが、不倫の失恋がつらくてたまりません。
現在同じ職場の20歳近く年上の既婚の上司と10ヶ月不倫をしています。私は独身です。
とても頼り甲斐があり、愛情に溢れる優しい上司で私がすごく惹かれてしまい、一番頼られる部下になるべく、一生懸命仕事をしているうちに関係が始まりました。
まだ関係は続いていますが、つい数日前、「不幸にしてしまうからずっとは続けられない」と言われました。
大好きだった、彼からの別れの言葉。
本当に、辛いですし、悲しい気持ちにもなりますし、何より心が引き裂かれるような気持ちになりますよね。
私自身も、同じような経験をしたことがありますので、男女の違いはあれど、こうようさんの感じている苦しいという感情、本当に理解できます。
彼から、頼られる部下になろうと必死だったんですね。
それほどまでに、こうようさんの中で彼の存在がおおきかったんだと思います。
>私は一人っ子で、両親からはすごく大事にされました。しかし、両親はとても不仲で、母は私を妊娠したために離婚できなかったと言っていました。
また、母は私にすぐ嫉妬してくるため、母より幸せになってはいけないと思って育ちました。
父は仕事のため不在がちでしたが、短気で機嫌がコロコロ変わり、いきなり怒り出すような性格で、心を通わせるようなことはできませんでした。
また、どんなに頑張っていい成績をとってきても、足りないところをいつも指摘されてきました
両親に大切にされたにも関わらず、両親の仲が悪いということで、普段からとても複雑な心境だったと思います。
母親には妊娠した為に離婚できなかったと、言われたら、こうようさん的には「えっ!!自分のせいで離婚できなかったの」って普通に思うでしょうし、嫉妬されたり、したら、素直にこうようさんの感情や喜びを表現できなかったと思うんですよね。
母親の前では、自分というのを、封印しないといけないみたいな感じで。
そして、父親に対しても、こうようさんは心を通わせたいのに、それができないし、自分の頑張りをなかなか承認してもらえないことって、幼少期時代にとってはかなり辛かったのではないかなーと思うんです。
だって、いつの時代でも私達は誰かの役に立ちたいですし、認めてもらいたいという欲求がありますからね。
その状況の中で、本当によく頑張って来られたのではないかと思います。
>そのためか、私は自己肯定感が低く、常に人の顔色をうかがって生きてきました。
自分をさらけ出すことも苦手だし、人と一緒に暮らすなんて到底無理だし、家庭向きに自分を変えるなんてのも無理だし、子どもを育てる自信もないから、誰とも結婚なんてしたくないと思っていました。
だから、不倫したんだと思います。
不倫なら一緒に暮らさなくて済むから。
でも、不倫だから、自分をさらけ出せたんだと思います。
こうようさんが、人の顔色を伺ったりしてしまうことは、その状況や環境でしたら仕方ないと思います。
でも、それって、こうようさんの両親と生活するためには、必要なことだったんじゃないでしょうか。
そうでもしないと、こうようさんが潰れてしまったり、子供ながらにこうようさんが考えてきた、生きるための術だったと思うんです。
だから、そんな自分も優しく受け入れて上げて欲しいんですよね。
よく頑張ってきたよねって。
まずは、自分で自分の頑張りを認めて上げて下さいね。
今のこうようさんにとっては、不倫の世界の中が、本当に生きたかった世界なのかも、知れません。
不倫の世界は、ある意味では、世の中とは真逆の閉ざされたクローズした世界ですから、その世界で現れる人格というのは、世の中の私とは真逆になることが多いんですね。
それだけ、世の中の世界で「私」というものを、抑えて生きているので、クローズされたの世界がこうようさんには、必要になってきます。
その辺りは、こうようさんが感じている<不倫だから、自分をさらけ出せたんだと思います ここに繋がります。
そして、ここに現れている、もう一つあるのが、両親への復讐です。
つまり、お気づきですかね?
こうようさんが、両親に対して、めちゃくちゃ怒っていることを。
いくら、大事に育ててくれたといっても、私が我慢しないといけなかったことや、自分を押し殺すことって、悲しみもでますが、怒りも当然あると思うんですよね。
・なんで、もっと優しくしてくれなかったの?
・なんで、もっと受け止めてくれなかったの?
・なんで、もっと、話をきいてくれなかったの?
などなど
いくら、物分りが良いって言ったって、子供ですから・・。
素直に甘えたり、優しくしてもらいたいのが、当たり前だと思うんです。
で、復讐の話です。
この復讐というのは、「お前たちのせいで幸せにならねーじゃねーか!!」と、こうようさんが幸せにならないことで、両親に罪悪感を感じさせるという、やり方の復讐です。
この復讐を実行していると、自分も幸せになることができないという、副作用も有るんですね。
でも、復讐をするぐらいまでの怒りを、そうまでして、我慢したのは一体なのためだったのでしょうか?
少し考えてみて下さいね。
>ずっと満たされなかった思いとか、自分の見られたくないところ、全て彼には見せることができます。
私は自分の気持ちを伝える時に恥ずかしさや恐怖などで涙が出てしまうのですが、父には泣けばなんでも思い通りになるわけじゃないと言われてきたため、親の前では泣けませんでした。
一方で、彼は私が泣きながら気持ちを話すと、ぎゅっと抱きしめてくれ、頭を撫でながら話を聞いてくれます。本当は父にして欲しかったことなんだろうなと思うのですが、私が欲しいと言わなくても全て自然と彼は与えてくれるのです。
こうようさんも、薄々は気がついているかも知れませんが、実は彼に見せている態度や、受け入れてもらった思いというのは、本当は父親に対しての想いだというのは、お解りですよね。
この彼への想いというのは、こうようさんの中にある、小さな頃に抑え込んでいた感情や想いが出てきているのだと思います。
このような想いのことを、心理学では「未完了の想い」と呼んでいます。
ここで、気がついてもらいたいのは、彼への気持ちの中に、幼少期のこうようさんの未完了の想いが、混ざっているということなんですね。
ですから、彼への想いも当然あると思いますが、父親に対して、こんなにも私は受け入れてもらいたかったんだーということ、思ってみて下さい。
そして、それは、認めたくはないかも知れませんが、父親のことが、大好きということでもあります。
認める認めないは、置いておいて「私って、お父さんが大好きなんだ」というは、覚えておいて下さいね。
>そんな彼との関係が終わろうとしていて、すごくすごく苦しくて辛いです。
なんで私は彼と結婚できないんだろう。
あんなに結婚なんてしたくないと思っていたのに、彼とならずっと一緒にいたい。
笑顔が見たい。
笑顔にしたい。
いっぱい抱きしめてほしい。
いっぱい抱きしめたい。
いっぱいお話しを聞きたいし、お話ししたい。
そういう気持ちが溢れてきて止まらないです。
ずっとは続けられないと言われ、最初からわかっていたけど、彼は離婚する気がないこと、この先別れがくることをはっきりと突きつけられた気がして、失恋のような状態になっています。
実はここでの文章を、彼への想いではなくて、父親に対してだと思って読んでみると、どうでしょうか?
不思議と、違和感無く読めませんか?
彼への想いだと思って恋愛をすると、不思議なことに出てくる感情は、何故か父親に対しての未完了の想いだったりするんですね。
これは、恋愛というは、思考でするものじゃなくて、心でするものだからです。
文章からも、こうようさんが、父親に対して、離れることが苦しくて辛くて、・・。そして、笑顔にしたいに、抱きしめて欲しいと思っていたのことが、伝わってきます。
この感情や想いこそが、こうようさんの父親に対しての本心なのかなと、思います。
>自分を大切にして、傷を癒して回復して、平静に仕事をできる状況にしないといけないと思いつつ、仕事を頑張っても、身だしなみを整えても、今更何をしたって彼が手に入らないなら意味がないという思いが出てきて自暴自棄になっています。
でも、私が自暴自棄になって、それこそ自殺でもしたら、彼を大変傷つけることになると思うし、彼のおかげで仕事のやり方や楽しさがわかるようになった感謝の気持ちがあるので、ちゃんと仕事もしたいのです。でも今は本当につらくて苦しくて、仕事中も胸がヒリヒリして泣きそうになり、誰かに聞いてほしくて相談させていただきました。
確かに、頭ではちゃんとしなければいけない!!と思っていても、心がついて来ないという時ってありますよね。
本当は辛くて心はまだ、回復していないのに、頑張らなきゃって、体にムチを入れて頑張ってしまう・・。みたいな。
そうした方って、しっかり者さんや、がんばり屋さん、我慢強い方に多い傾向なんですね。
カウンセリングでは、こうようさんのような状態の時には、必ず「まずは、心を回復させるためにも休みましょう」とお伝えしていますし、「こういうときにこそ誰かに頼りましょう」とお伝えしています。
どうしても、がんばり屋さん、しっかり者さん、我慢強い方って、1人でなんとかしようと、頑張ってしまいがちなんですが、1人で頑張っていくことって、どこか限界があるのも事実なんですね。
彼に迷惑を掛けないようにすることも、本当に大切なんですが、まずは、自分を一番大切にして上げることが、一番だと思うんですよね。
だって、ここまで本当に頑張ってきてくれたのは、こうようさん自身ですから。
まずは、彼よりもこうようさん自身の心や、身体の回復を優先して下さいね。
今回のようにカウンセラーに頼るとか、話を聴いてもらうことって、正しいカウンセラーの使い方でもあると思いますから、しんどい時には積極的に使ってみて下さいね。
>彼のことが大好きなんです。それはこれからも続くと思います。
彼も私のことが好きだと言います。
体のつながりはなくなっても、心がつながってるからそれでいいとも思います。
でも、まだ彼のことを欲しい気持ちが手放せないで辛いです。
このままだと苦しくて気がどうにかなりそうなので、手放しに挑戦しようと思い、根本先生のDVDも買ったのですが、彼を手放すのも怖くて事前課題にすら手をつけられないでいます。
どなたか、手放しの道へ向かうための背中を押してくれませんか。
こうようさんは、彼のことが、本当に大好きなんですね。
私ヤタのカウンセリングでは、このような時には、無理に手放しすることは、あまりおすすめしていません。
それは、こうようさんの気持ちが、まだ、彼のことが好きならば、それって仕方ないことだと思うんですよね。
別に、この部分においては既婚者の方を好きになっても、悪いわけでは有りませんしね。
むしろ、この状態で強引に手放しをしようと頑張る事自体が、自分を大切にしていていない行為だと思いますし、仮に手放しをしても、むしろ、未完了の想いが増えてしまい、余計に執着をしてしまうんですね。
そして、このように、心はまだまだ準備できていないのに、強引に現実を変えようと、心を置き去りにしてしまうことって、こうようさんの中でパターン化していませんかね?
どうでしょうか?
もし、このようなパターンがこうようさんが持っているならば、気がついた時に「自分の心を優先する」ということに、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
自分の心が、ちゃんと準備ができた時「彼を手放してみようかな」と不思議と思えますから、不安もあるかも知れませんが大丈夫です。
それまでは、彼を好きな自分を認めてあげて、自分を優先してあげる。
そして、準備ができてから、彼を手放していくのがよいのかな?と思います。
もし、準備ができるまでの不安や、準備ができてからの手放しなどは、有料になりますが、カウンセリングでセラピーの手法を使いながら、サポートして行きますので、また、良かったら使ってみて下さいね。
こうようさんの、幸せをお祈りしています。
今回は、ありがとうございました。
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