【野良猫男子のリアル恋愛ストーリー18話】離婚裁判の終焉と彼女の異変
こんにちは、パートナーシップ(恋愛・夫婦)専門カウンセラーの椙山眞伍(ヤタ)です。
こちらも久しぶりの投稿になりました
「野良猫男子のリアル恋愛ストーリー」
です。
今日も張り切って、書いていきたいと思います。
前回は、彼女とのクリスマスディナーを自分でぶち壊してしまうという、自分の中に住む悪魔のお話のお話でした。
前回のお話はこちらから
今回はそのクリスマスディナーからの続編です。
それでは、どうぞ!!
※※
本当に楽しみにしていた、クリスマスのディナーデートを、自作自演で壊してしまった私は、どうしてこうなったのかと何度も何度も、自問自答をしていました。
彼女の涙に、罪悪感を感じながらも
不思議と安心感を感じる。
自分の心がどこかおかしいのか?
それとも、自分は病気なのか?
何か欠落しているのではないか?
こんな感じで、自分の中の原因探しを
必死にしていましたが、いくらPCで
検索しても、その答えは見つかるはず
も有りませんでした。
彼女とは、このような事件があったら
普通は、別れを選択すると思うのですが
何故か、私が謝罪すると、いつの間にか
関係が修復されるという事を、繰り返して
いました。
当時、彼女に聞いた事があります。
私「何故、いつも許してくれるの?それはそれでありがたいとは思うんだけど、不思議で…」
彼女「なんか時間が経つと忘れちゃうから」
私は、この言葉を真に受けて、彼女は忘れっぽい人なんだと、思っていました。
しかし、真実は違っていたのです。
この真実に気がつくのは、随分と先になりますが、この時の私は、気がつくことが出来ませんでした。
※※
一方で、彼女とのクリスマス前に、離婚裁判は最後の山場を越え、弁護士さんより「最終の弁論が終わりまして、2か月後に判決がでます。2月の〇〇日が判決日となります」と、言われていました。
最初の離婚調停から約2年が経過して、ようやくここまで、辿り着いたのです。
ここまでの日は、言葉では決して表すことが出来ません。
犯罪者のように、世間の目から隠れて過ごした日々。
大好きだった娘との別れ。
精神的に追い詰められて、何度も電車に飛び込もうしたこと。
一切の欲を断ち切って、彼女と過ごした日々。
資金難から、自転車操業で凌ぎ、暖房器具も買えずに、部屋でダウンジャケットを着て、凌いだ冬の日。
過ぎてしまえば、あっと言う前の2年ですが、その道乗りは、本当に厳しい戦いでもありました。
その戦いが、ようやく、終戦を迎えるのです。
私は、裁判の判決日を彼女に告げ、判決後に2人で温泉に泊まりで、行く予定を組んでいました。
とうとう、待ち望んでいた、この日がくる。
やっと、大好きで今まで自分を支えてくれた彼女に対して、胸を張って、ちゃんと恩返しができる。
本当に2人で幸せになれる日が来る。
そんな事を考えていました。
判決までの、2か月間は、今までの裁判中の期間の中で、1番長い期間に感じました。
そして、とうとう、その日が来ます。
昼過ぎに、弁護士さんから連絡が入ります。
弁護士「あっ、もしもし、判決が出ました。完結に言うと内容は、離婚を認める。親権は相手方、慰謝料は、〇〇円。財産分与は、こちらのほぼ主張通り。まぁ、良い判決だと思います。詳しくはまた明日、事務所で…」
電話を切って後、何故だか分かりませんが、あまり喜びや悲しみといった感情はなく、ただ淡々と終わったんだ…と言う感じで実感はありませんでした。
翌日に、弁護士事務所にて、判決文を受け取り、その判決文を持って、地元の役所に行き離婚届けを提出します。
離婚裁判の判決が出ても、離婚届けは提出しないといけません。
ただ、判決文があると、相手方の署名とは必要なく、その場で離婚届けが受理されます。
役所で、判決文と共に離婚届けを提出したのですが、役所の方が取り扱いがわからないとので、かなり待たされます。
でも、それは仕方ないことなんです。
離婚裁判で判決離婚になるのは、100組みの中で、たった1組と言われるぐらいですから。
いかに、私達の元夫婦がレアケースなのかが、理解して貰えると思います。
そして、待つこと20分。
離婚届けは、無事に受理されました。
※※
離婚届けを提出し、役所を出てから、彼女と電話をします。
私「ようやくさ、離婚したから…。」
彼女「長かったね」
私「うん。今まで待っていてくれて、本当にありがとう。これから、よろしくお願いします」
彼女「こちらこそ、お願いします」
※確か、こんなような会話だったと思います。
ようやく、独身同士の普通カップルとして、スタートしたのです。
彼女と、フラットな関係になっても、今まで我慢していた、身体の関係は直ぐには再開することは、しませんでした。
私の中では、2人で温泉に行く時に、全てを解禁しようと決めていたのです。
彼女にこの事を話すと「ふーん。別にいつでもいいけど…」みたいな感じで、気にも留めていない感じでした。
そして、当日を迎えます。
その日は、朝から飛行機に乗って、九州まで行き、そこからレンタカーで温泉に行くという、旅程でした。
空港でも機内でも、レンタカーの中でも、不思議と私の中に住んでいる悪魔は、何もしません。
いつもならば、喧嘩をふっかけて、デートをぶち壊すタイミングでも、悪魔は出てこず、むしろ穏やかに過ごせます。
本当に自分でも不思議でした。
どこから見ても、普通のカップルの2人。
世間の目からも、逃げる事も隠れることもなく、堂々と手を繋いで歩く。
こんな単純で当たり前の事が、私達にはこのうえない幸せでもあり、こんな些細なことでも、幸せを感じていました。
温泉宿に着くまで、悪魔は現れず、むしろラブラブな感じで到着します。
部屋に案内されて、2人きりになると、私も中でずっと抑え込んでいた、欲求が湧き上がります。
そうです。
この欲求は1年半前以上、ずっと自分の中で抑え込み、自分の中で無かったもの、あっても気がつかないようにしていたものです。
私は、その欲求に身を委ねて思考を切り離し、彼女を求めます。
不倫の関係だった時の、SEXの感触が蘇えります。
お互いの欲と欲をぶつけ合い、求め合うSEXは快楽の枠を越えて、生命力やお互いの承認欲求を埋め合うほどの気持ちよさと、充実感や満足感を感じられます。
そのSEXを、彼女と共に味わいたいという欲求が、どんどん強くなっていきます。
その時!!
彼女「ごめん。何か気分が入りこめなくて」
一気に現実に引き戻されます。
私「えっ!あっ、うん。じゃあやめた方がいいかな」
彼女「いや、大丈夫だから、直ぐ挿れて終わって」
私「わかったよ。久しぶりだったからかな」
彼女「わからない。でも、何かダメみたい」
こんなやり取りの後、まるで処理をするような感覚と共に彼女を抱いたのでした。
今、思えば、久しぶりだったからとかの、問題ではないのです。
ことの重大さに気がつくべきだったんです。
彼女の変化をもっと、気にするべきだっだのです。
この出来事が、後から大きな意味があった出来事に変わります。
離婚が成立し、彼女と一緒になれると、浮かれていた私には、何も気がつくことが出来ませんでした。
長くなりましたので、
今回はここまでになります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
続きはこちらから
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