【恋愛心理学】被害者のマインドとは？～ドラマ「あなたがしてくれなくても」より～
こんばんは。
心理カウンセラーの椙山眞伍ヤタです。
さてさて
今日もヤタがハマっているドラマ「あなたがしてくれなくても」からのお話。
ドラマ「あなたがしてくれなくても」は、セックスレスに悩む2組の夫婦の物語。
2組の夫婦がセックスレスの問題と向き合う中で、夫の身体の浮気と心の浮気の問題を通して夫婦の在り方を説いていくドラマです。
その中で出てきた
「被害者のマインド」について、掘り下げて行きます。
この浮気問題の被害者と加害者。
世間一般的に言えば、浮気をした側が加害者で、浮気をされた側は被害者という解釈だと思います。
確かに現実世界では、浮気は夫婦間においては不法行為。
この視点からすれば法律違反ということで、浮気した側が加害者で、された側は被害者と言えると思います。
まあ、このまま浮気する奴なんかいらねーと、別れになればこの被害者と加害者の話は何も問題がありません。
でも…
これが離婚や別れを選択しないという時に、少し問題になってくるんですね。
例えば
ドラマでも出てくる夫の浮気問題。
夫が浮気をしたら、夫は当然ながら加害者ですよね。
そして、された側は被害者になると思います。
（一般的な解釈です）
この時、あなたが被害者になってしまった場合、当然ながら相手のことを
「あいつが浮気したから傷ついた！」
「あいつのせいだ！」
「私は悪くない」
このように思ってしまい、相手を責めてしまったり叱責したりすると思います。
（ドラマでもこれは同じです）
でも…
あなたが関係修復を目指す時。
実はこの被害者のマインドが、足を引っ張ります。
この被害者というマインド。
実はあなたにとってメリットがあるんです。
・誰からも責められない
・みんな私の味方をしてくれる
・相手のせいにできる など
あなたにとっては、被害者のままだと居心地が良いんです。
でもこの被害者のマインドは、良いことばかりではありません。
何故ならば
被害者のマインドを継続するためには、あなたはずっと可哀想な人のままでいる必要があるから。
可哀想な人＝幸せにはなれない
このような図式になるので、あなたは被害者でいる限り、幸せになることができません。
そして、デメリットはまだあります。
被害者というポジションは、加害者に対して深層心理では「お前が悪いんだ！」と責め続けています。
つまりは、被害者のポジションで、相手を攻撃しているんですね。
相手を攻撃していることは、無意識のうちに罪悪感を感じます。
この罪悪感を感じてしまうことで、あなたは自分を責めてしまいますし、幸せになる許可を、自分にだすことができないんですね。
ということは・・
相手と関係修復を目指している場合には、この被害者のマインドはあなたにとっても相手にとっても、何一つ良いことはありません。
相手に対して攻撃をしているのですから、修復を望む場合には逆効果ですし・・。
それぐらい、この被害者のポジションというのは、幸せとは対極にあるんですね。
「あっ、私、被害者のポジションに居るかも」と氣がついた方は、被害者のポジションを手放していきましょうね。
それでは。
※※
・被害者のポジションがなかなか手放せない！
・わかっちゃいるけどやめられないという方
このような方は、ヤタのカウンセリングで一緒に手放していきましょう。
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